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今回、メルマガの取材にお邪魔したのはBMWの認定中古車(アプルーブドカー)を扱う町田鶴川店。ここは昨年の夏にオープンしたばかりの新店舗で、鎌倉街道沿いという町田近辺はもちろん、横浜や都内からもアクセスが良い場所にある。アプルーブドカーの展示スペースは都内でも最大級の広さを誇り、1シリーズから7シリーズ、SUV系のX5やX6まで幅広いラインナップを同時に見比べることができる。また、この町田鶴川店は「MINI」のNEXT店(認定中古車)も併設されているため、「BMW」「MINI」のどちらにしようか迷っている人にも打ってつけの店舗なのである。 |

今回のメルマガにこの町田鶴川店を選んだのは新店舗だからという理由ではない。実はお目当てのE46型のM3(SMG仕様)の極上車があるからである。E90/92型の登場によって、その存在感は薄れてしまったように思えるが、スタイリングはもちろんのことエンジンやミッションのスペックを見ても分かるように、現行型にも引けを取らないホットなモデルであることに違いはないのだ。逆に言えば、現行モデルであるE90/92型の登場によってE46型のアプルーブド価格が下がったことなどから考えると、まさにこれからが狙い目のモデルなのである。
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 M3といえば、1986年に初代となるS14B23型エンジン(4気筒)を搭載したE30型が発売。それから7年後の1992年には6気筒S50B30(後にS50B32になる)エンジンを搭載したE36型という、ツーリングカー選手権などモータースポーツの世界で大いに活躍した2代目が登場する。そして2001年には今回注目する3代目となるE46型がデビューするのだ。
E46型はこれまでのM3と同様に3シリーズのクーペボディをベースにしていることに違いはないのだが、一見しただけでも分かる前後のワイドフェンダーや専用のエアロパーツ、アルミニューム合金製ボンネットフードの膨らみの他に、フロアアセンブリー、トランクルーフフロア、サイドフレーム、ホイールハウス、フューエルフィラーリッドなどボディ剛性を確保するために目には見えない部分にまで様々なモディファイが加えられているのだ。
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 2代目であるE36型はここまでM3専用のパーツは組み込まれていなかったため、クーペモデルをM3仕様(ルック)にすることはそれほど難しくなかったが、E46型はクーペボディにM3のタイヤを履かせようとしてもホイール&タイヤサイズが大きくなったため、ホイールハウス内のボディにタイヤが干渉してしまうなど、簡単にM3仕様にはできなくなっている。つまり、それだけM3専用に作られているスペシャルパーツが多いということである。
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 ボディもさることながらM3といえば、忘れてならないのがエンジンの存在。E46型に搭載されているエンジンは、排気量3246ccの直列6気筒型(S54B32)。自然吸気ながら最高出力343psを発生する高回転型エンジンである。これをコントロールするCPUはMS 54と呼ばれるもので、E39型 M5に搭載されたS62B50 V8エンジンのCPUと共通である。これによってダブルVANOSの電子制御はもちろんのこと、スロットルバタフライやトルクの計算機能がコントロールされる。
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 このエンジンに組み合わされるミッションにも触れておこう。基本的にはE46型にはゲトラグ社製の6速ミッションが与えられるが、これとは別にE36型でオプション設定されていたSMGが、これまでのシフトレバーに加え、ステアリングのパドルスイッチでも変速できるなど、さらなる進化を遂げ「SMGⅡ」としてE46型にも設定されることになった。
試乗車は、この「SMGⅡ」仕様だったが、マニュアルのギアボックスをベースにクラッチ操作を自動的に行うという一連の動作は、実に不思議な感覚を覚える。しかし、慣れてしまえばクラッチ操作やシフトミスなどから一切開放されるため、運転に集中できるようになるなどメリットも大きい。また、オートマチックモードにすれば、通常のAT車のようにも走れるので、使用状況によってチョイスを楽しみたい。
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今回の試乗ステージは街中からワインディング。M3のパワーを存分に活かしきれるステージではなかったが、安定した直進性や剛性感のあるコーナリング、急激な減速にも対応するブレーキシステムなど、M3ならではといえる動きが随所にみられた。
また、エンジンも快調そのもので、343psという数字以上のパフォーマンスを感じることができる。短いストレートでもアクセルを踏み込めば、高回転域まで一気に吹け上がる強烈な加速性能を披露してくれるのだ。 |
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やはり「M3」という車はBMWにとって特別な存在であることが、今回の試乗で十分に分かった。4代目となるE90/92型の登場によってE46型は旧モデルとなったことは事実であるが、そのパフォーマンスは時が経ってもやはり「M」なのである。先にも述べたように、今やE46型はアプルーブドカーとしてしか手には入らなくなってしまったが、今なら程度が良い極上車をリーズナブルな価格で手に入れられる。コストパフォーマンスという面からみればE46型が絶対にお買い得。営業マンではないので売り込みはこれぐらいにしておくが、本当にオススメ! 一押しの一台であった。
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~~参加費も用具の貸出しも無料!みんなで楽しく遊びましょう!~~
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