モトーレン東名横浜 メールマガジン vol.56
山梨順一の着眼点
535i
昨年から今年にかけて世界的な大不況といわれるように、リーマンショック以降も世界情勢は不安定なままである。 しかしここ数ヶ月、その不況も底をついたようで徐々にではあるが回復傾向にある。そうなると一気に自動車業界も景気回復と行きたいところだが、先日起きたアイスランドの大噴火により日産自動車は数日間の工場閉鎖や、ツインリンク茂木で行われるはずだった「MotoGP」が輸送の関係で延期になるなど、まだまだ明るい話題が聞ける日は遠いようである。しかし、そんな中でも自動車業界のニュースといえば、先日発表された「EVレース」、 つまり電気自動車のレースである。数年前までは「電気自動車のレースなんて音もしないし面白くない」というのが定説であったが、この時代背景において、新たなエネルギーを用いたこのEVレースは、自動車業界のみならず各界の注目になっている。2010年度の開催は千葉県にある袖ケ浦フォレスト・レースウェイと岡山県にある岡山国際サーキットの二戦のみということだが、 BMWをはじめ国内外の自動車メーカーが参戦してくれば、モータースポーツの世界も大きく変わっていくだけに私自身もその動向に大注目している。
BMWも電気自動車への参入やハイブリッド車の開発など噂話は尽きないが、まだまだ主流はガソリン車。4月に発売された新たな5シリーズ・F61型(フルモデルチェンジ)もガソリンエンジンを搭載している。
エクステリアはフルモデルチェンジ
エクステリアはフルモデルチェンジにふさわしく、フロント部はヘッドライトを含めたグリルまわりが一新され、精悍でありながら高級感のある顔つきになっている。リアまわりのデザインも先代とは大きく変更が加えられ、スポーティ感溢れるシャープな印象となった。 また、ボディサイズは先代(E60)よりも全長が55ミリ、全幅が15ミリ、ホイールベースに至っては80ミリも延長されているため、3シリーズの兄貴的な存在であった5シリーズが、7シリーズに近い位置づけになっている。 個人的な印象としてはE60型が持つ「これぞBMW」と言わせるようなどこから見ても精悍なスタイリングが好みだったため、今回のモデルのように高級感あるアダルティな雰囲気になると、手が届かない大人の乗り物のような気がしてならないが、細部に亘る繊細なボディラインを眺めていると、新しさという面では先代が超えることのできない大きな壁があるようにも思えた。
インテリアはデザイン的な変更点やレイアウトなど細かな変更点はあるものの、これまでの5シリーズ・オーナーにとっては乗り換えによる違和感はないはず。シートはダコダレザーを採用するなど上質感も十分であるが、座り心地は体重のない自分にとってはやや硬めに感じる。その他はナビゲーションとしても機能するコントロールモニターにさらなる大画面が採用されるなど使い勝手や視認性も向上している。
外観、内装
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ニュー5シリーズのエンジンは、今回試乗した535iに搭載される3リッター直列6気筒DOHCターボ(306ps)をはじめ、528iの直列6気筒DOHC(258ps)、550iのV8DOHCターボ(407ps)の3種類が用意される。これらのエンジンに組み合わされるトランスミッションはロックアップ領域を増やした8速ギアを持つトルコンATとなっており、ショックの少ないスムーズな加速を披露してくれるはずだ。
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ニュー5シリーズのエンジン
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いよいよ試乗開始。コクピットに座ると、まず目に飛び込んでくるのがソリッド感漂うメーターパネル。時にはドアの開閉状態や警告情報をモニタリングするが、 そのデザインはシンプルで好感が持てる。シートは先にも書いたようにやや硬めの座り心地だが、大きめなサイズで作られているため長時間の運転でも疲れることはなさそうである。 やはりインテリアに関しては3シリーズでは味わえない広々とした空間があり、飛行機で言えばビジネスクラスに乗ったときのような優越感がそこにはある。
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メーターパネル、試乗
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走りの性能は、ボディ剛性がしっかりしていることと、フロントにマルチリンク、リアにはインテグラルサスペンションを採用することで、ランフラットタイヤにも関わらずセダンに求められる良質な乗り心地と快適性を味わうことができる。 さらにシャープなハンドリングを求めるのならば「ダイナミック・ドライビング・コントロール(オプション)」を「スポーツ」か「スポーツ+」に設定すればセダンであることを忘れさせてくれる運動性能を披露してくれる。また、これに連動するエンジン性能は、3リッターのターボモデルだけにパンチのある加速を期待したが、この部分に関してはあくまでもセダンであることを意識した味付けになっている。
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フロントにマルチリンク、リアにはインテグラルサスペンション
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後に得た情報によると、このニュー5シリーズにはハイブリッドモデルも用意されるらしいので、日常的に車を使用するオーナーにとってはこちらがオススメ。さらに528iは「排出ガス基準★★★★&燃費基準+15%」をクリアしているためエコカー減税に適合しているとのことなので、エコカー補助金と合わせると40万円以上の得をすることができる。どちらにしても、これから購入を考えている人にとっては朗報である。
5シリーズは1972年に初代(E12)が発売されてから、まもなく40年を迎えようとしているが、その進化には目を見張るものがある。その進化のほどをご自分の目で確かめたいのならば「モトーレン東名横浜」に出かけて試乗車に乗ってみてほしい。 きっと5シリーズの出来に感動するはずです。
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535i
キタムラヒロコの視界良好!
「買えない理由」
私がFMヨコハマで担当している番組「books A to Z」が、この4月で8年目を迎えました。聴いて下さっている方、本当にありがとうございます! 隔週の朝、5分ほどの時間で本を紹介するプログラムなのですが、これまでに約800作程の作品を取り上げてきました。 ちょっとしたアーカイヴのようになってきたかな、とHPを見て思ったりすることもありますが、なんと言っても嬉しいのは、長く続けているとたくさんの方から反応がいただけること。 8歳の女の子から直木賞作品(!)の感想をいただいたり、ガテン系のお仕事の方が「『1Q84』を読んで他の村上春樹作品も読みたくなりました」と書いて下さったり、主婦の方が、本を通じて子どもとの会話が増えましたと教えて下さったり……自分の声が本当に空気に乗っている、と知ることの喜びを、そのたびに噛みしめています。
先日は、75歳の女性の方からメールをいただきました。その方は60歳を超えてからMAC使いになり、番組をiPodで聴いて下さっているとのこと。私の親よりも上の年齢の人がiPodを! と驚き、表記も「アイポッド」とか「ipod」ではなく、 大文字小文字をきちんと使い分けた「iPod」であることになんというか感激し、うーん、なんてかっこいいおばあちゃまなんだろう、すてきだな、と何度も読み返してしまいました。そして、私もやっぱり、そろそろ買おうかなぁ、と思ったのです。携帯音楽プレーヤーを。

今、外出して、耳にイヤホンを入れていない人を見ない日はありません。20代〜40代に限れば、半数とまではいかなくても、何かしらのものを聴きながら外を歩いているという方は、それに近い数字くらいいるのではないかと思います。電車に乗っているときは、携帯を操作するorなにかを聴くというのが普通になっている。でも、私は外で音楽を聴くことにためらいを感じてしまうのです。
かつて──10代の終わりから20代前半にかけて──はほぼ毎日、ウォークマンとともに出かけていました。カセットテープとアルカリ電池はいわば常備品で、本を持たない日はあってもこの3点を忘れる日はなかった。 当時はアマチュアバンドを組んでいたので、演奏する曲を「耳コピー」するのが習慣になっていたのですが、アクアブルーの薄型ウォークマンは、流行の服やグッズをほとんど持っていなかった私にとって、お小遣いをはたいて買った大切な、そしてちょっと自慢できるものでした。

その頃から不思議に思っていたのは、なぜみんな音楽を聴きながら普通にしていられるのか、ということでした。
私は、だめなのです。好きな曲を聴くと絶対に、一緒に歌ってしまうか身体がリズムをとってしまう。じっと、表情を変えずに、頭や足や手を動かさずに聴く、ということができない。どこかの店で自分の好きな曲が流れていると、せいぜいおとなしくてハミング程度、お酒を飲んでいたりすると「あっこれ好き!」と指を鳴らしてしまったりすることもあります。 音楽プレイヤーで聴くのは気に入りの曲に決まっているわけで、そうなるともう、すべての曲を、リズム付きで歌いたくなってしまう。危険なのです。
「ねえ、どうしてみんな、歌わずに好きな曲を聴けるのかなぁ」と友だちにきいてみたところ「べつに、歌ったっていいんじゃないの」と笑われてしまいました。 訓練すれば(?)できるようになるのだろうか。でも、できるようになっても、 それじゃつまらないのではないだろうか。そんなことをいろいろ無駄に考え、何年も買わずに来たわけです。
本当はこの文章を書く前に、実は買うつもりでした。何度もお店に行き、何色にしようか迷う段階まで来ていました。 が、まだ買っていません。ボディとイヤホンのカラーを合わせ「こんな感じです」と写真を載せようかと思ったのですが……。
そんなわけで今日は、電化製品つながりで、私がいつもこのコラムを書いているときに飲んでいるコーヒーを作るコーヒーメーカーの写真を載せます(すみません、どちらにしてもつまらなくて)。 ちなみに、今の私のヘビーローテーションナンバーは、アダム・ランバートの「Whataya want for me」という曲です。はい。 今日も聴きます。そして歌います。うちで。
キタムラヒロコの視界良好! イメージ
ドジ井坂:ビーチで遊ぼ!
「海のことに使ってほしいお金」
4月の鴨川ビーチクラブの定例活動には、JPSAロングボード部門の高校生ながら昨年のグランドチャンピオンに輝いた、割鞘ジュリちゃんのサポートもあって、子供たちの参加が増えてきました。サーフィンが上手くなりたいジュリちゃんファンの大人もビーチでサーフィンの基本トレーニングに汗を流しています。割鞘ジュリちゃんは天使の様な娘で、海外のコンテストツアーから帰ってくると、いつもビーチクラブに参加する子供たちにも僕にもお土産を持ってきてくれます。 誰にでも丁寧にそして優しく接してくれる彼女がいるだけで、周りまで優しい気持ちになれます。この日、天気は良いのですが花冷えの冷たい海風が吹いていて、海には入らず、砂浜で紙飛行機飛ばし選手権やサーフィンの陸上トレーニングをみなで楽しんでいました。ジュリちゃんがビーチクラブのステッカー400枚を寄贈して下さったので、そのプレゼンテーションの写真を撮影していました。 するといつも鴨川ビーチクラブに参加してくれるギャラクシーちゃんが、私も寄付したいものがあるのと言って持ってきたのが、貯金箱に入っていた袋一杯のお金でした。 「ドジさん海のことに使ってください!」「ありがとう。」・・・・・涙が出そうになり後の言葉が出てきません。あっ!記念写真撮ろう。えーと、どんな写真撮ろうか・・・・と思いついたのが僕の手のひらにギャラクシーちゃんが持ってきてくれたお金を袋から出して渡している写真でした。受け取るときコイン一枚一枚がキラキラと宝石のように見えたし、普段のお金の何百何千何万倍もの重さと、その大切さを感じました。
日本では何百兆円というお金が、海に使われていると思いますが、事業仕分け以前に、公人としての心ある役人と政治家にこの話を伝えたいです。

http://www.beachschool.com

割鞘ジュリちゃんのお父様の友人がステッカーを制作して送ってきてくださるのです。ありがとうございます。                              
無造作にビニール袋に入ったお金が、心のこもった宝石に感じました。右のキャップでお顔がかくれているのがギャラクシーちゃん。
紙飛行機飛ばし選手権のはじまり。一人ずつ紙飛行機を飛ばしてその滞空時間を競います。これがシンプルですがおもしろい。
エアロビーという風が無くても自在にコントロールできるカイトです。僕はこのカイトにはまっています。                                  
割鞘ジュリちゃん、ロングボード女子プロのグラチャンなのに、ビーチクラブではMCも子供たちの賞状の名前書きもやってくれます。 特に格好ばかりでコンテストにもファンがいないマイナースポーツの男子プロに、このような行動が大切なことを伝えたいですね。
5月には海に入ってあそびましょうね。
 
 
 
〜〜参加費も用具の貸出しも無料!みんなで楽しく遊びましょう!〜〜

★ビーチクラブの予定
各ビーチクラブ 開催場所 開催日
逗子ビーチクラブ 神奈川県・逗子中央海岸 毎月第1土曜日
阿南ビーチクラブ 徳島県・阿南市北の脇海岸 毎月第1土曜日
湖西ビーチクラブ 静岡県・塩見ビーチ白須賀 毎月第1日曜日
豊橋ビーチクラブ 愛知県・豊橋小島ビーチ 毎月第1日曜日
ひらつかビーチクラブ 神奈川県・平塚ビーチパーク 毎月第2土曜日
おおいビーチクラブ 福井県・おおい長井浜海水浴場 毎月第2土曜日
かもがわビーチクラブ 千葉県・文理開成高校前 毎月第2日曜日
江ノ島ビーチクラブ 神奈川県・新江ノ島水族館前 毎月第3土曜日(※)
江の島東ビーチクラブ 神奈川県・江の島片瀬東浜 毎月第3日曜日
茅ヶ崎ビーチクラブ 茅ヶ崎ヘッドランド正面 毎月第3日曜日
羽田ビーチクラブ 東京都・大森ふるさとの浜辺公園 毎月第3日曜日

(※)江ノ島:7〜8月はお休みです。

他地域・詳細はビーチクラブオフィシャルサイトで
ご確認ください。
http://www.beachclub.jp
プロフィール紹介
山梨順一 山梨順一
ゴルフGTiやマーチN2クラスのシリーズチャンピオン、GT選手権やスーパー耐久参戦など数々のレースから得たノウハウを基に現在はモータージャーナリストとして活躍。 今年は筑波サーキットの公認セーフティカードライバーとなる。
北村浩子 北村浩子
FMヨコハマニュースアナウンサー
「book A to Z」、FM横浜ホームページ「ヒロ☆コラム」等を担当。趣味は読書、スポーツ観戦、横浜ベイスターズの大ファン
ドジ井坂 ドジ井坂
本名:井坂啓美
(いさかひろみ)
元プロサーファー
1969年 全日本サーフィン選手権にて優勝。現在は、海では『海おやじ』を、山では『 山おやじ 』を自称し、 海や山のアウトドアの遊びやレジャースポーツの普及をテーマに活動中!
[発行]株式会社モトーレン東名横浜 お問い合わせ先:mail.mg@tomei-yokohama.bmw.ne.jp
Tomei-Yokohama BMW WEBサイト : http://www.tomeiyokohama-bmw.jp/
MINI 東名横浜 WEBサイト : http://www.tomei-yokohama.mini.jp/
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