モトーレン東名横浜 メールマガジン vol.80
山梨順一の着眼点
MINIクーペ
4月も後半に入り、まもなくゴールデンウィーク。読者のみなさんはこの連休をどのように過ごそうか計画を立てていることでしょう。私のゴールデンウィークは毎年のことながら仕事で、今年も例外なく・・・といったところです。今春は新東名高速道路の開通やお台場に誕生した「ダイバーシティ東京」、さらには、アクアライン経由で簡単にアクセスできる「木更津・アウトレットモール」など、レジャーやショッピングを楽しむスポットが立て続けに誕生しているので、日替わりで違う場所に行ってみるなんて楽しみ方もありそうですね。
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MINIクーペ
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そんな楽しい休日をさらに盛り上げるには行き帰りにドライブする車にもこだわってほしい・・・ということで、メルマガ一押しのオススメ車はズバリ! 「ミニ・クーペ」。メルマガのVOL.76でもこのミニ・クーペを紹介したので、ディティールやスペックを知っている人は多いと思うが、そのスタイルからも分かるとおり、休日のドライブにはピッタリの車である。
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MINIクーペ
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ミニのボディ・サイズに2シーターというパッケージは、当然ながらファミリーカーにはなり得ないが、2人で出かけるドライブには最高のマシンである。実際にそのコクピットに身を収めると、クーペならではといった感じのルーフ(ピラー)の低さ(全高1380ミリ)から頭上付近に圧迫感はあるものの、それ以外はベーシックなミニと大差がないため想像したよりは広く感じる。 ステアリングを含めたインパネまわりもベーシック・モデルと同様のものが採用されているので、他モデルからの乗り換えでも違和感はないだろう。
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MINIクーペ
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気になるラゲージ・スペースはエクステリアからも想像できる通り280リットルと決して広いとは言えないが、二人で短期間の旅行に行くぐらいの荷物は十分に積むことができる。また、ある程度の長さのものはラゲージ内にある開口部の蓋を外すこと(スルーローディング・システム)で収納可能になっているので、思いのほか使い勝手は高そうである。
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ミニ・クーペにラインナップされているグレードは3種類。これもこれまでのミニと同様で、ベースグレードとなる「MINI Cooper」、チャージャーモデルの「MINI Cooper S」、スペシャルモデルとなる「John Cooper Works」となっている。ちなみに、この3グレードのエンジンパワーは「MINI Cooper」が122ps、「MINI Cooper S」が184ps、「John Cooper Works」が211psとこれまたベーシックなミニと同様で、クーペだからといった特別なパワーは与えられていない。 sp MINIクーペ
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いよいよ試乗。今回は街中と高速道路を中心に走ってみたが、街中ではやはりコンパクトなボディ・サイズが功を奏し、狭い道路でも取り回しが楽に行えるのだが、いざ駐車場などでバックをしようとするとリアガラスが非常に小さいので、バックミラーだけではほとんど後方が見えないのである。このあたりはサイドミラーを多用したり、慣れてしまえば気にならないのかもしれないが、最初は少し気をつけたほうがいい部分である。
一方、高速道路ではこのクーペの本領発揮といった感じで、キビキビ走る感じがなんとも気持ちいい。「MINI」共通で与えられているコンセプトである「ゴーカート・フィーリング」という言葉がピッタリ当てはまる感じである。このキビキビとした動きを実現させる背景には剛性を高めたシャーシ、ボディの採用が大きく貢献していると思われるが、このクオリティの高さであれば、このままでもサーキット走行が十分に楽しめるほどである。 また、この部分と密接な関係となるサスペンションは、乗り心地にも十分に配慮した仕様になっているが、どちらかといえば若干硬めのセッティングとなっている。
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MINIクーペ
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このシャープな動きと連動するようにエンジンも気持ちよく回ってくれる。今回試乗したクーペはATモデルだったが、アクセルを踏んだ直後からリニアな加速が味わえるため、いつの間にかATであることを忘れてしまうほどであった。 このエンジンに組み合わされるATミッションは6速のタイプが採用されているが、「MINI」だけをドライブするのであればこれで十分と思えるが、ここ最近のBMWの主流はやはり8速ということで、この「MINI」にもよりスムーズな加速を実現させるためにAT8速モデルをラインナップしてもらいたい・・というよりは、その仕様に乗ってみたい・・というのが本音である。
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MINIクーペ
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この「MINI クーペ」を一言で表現するなら、まさに「ゴーカート」といった感じで、つまりはコンセプト通りなのである。これまで数百台になろうかという車を試乗してきたが、ここまでコンセプトと実車がピッタリあっている車は初めてである。 この「MINI クーペ」は発表された直後から、あまりの斬新なスタイルに自動車評論家から賛否両論の声が上がっていたが、このスタイル(遊び心)は「MINI」じゃなければ実現できなかったと思うし、「MINI」がやるから話題にもなるのだと思う。もし、この車に票を入れるなら一票ならず十票でも入れたい気分である。
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MINIクーペ
キタムラヒロコの視界良好!
山の高さは知らない方がいい
2ヶ月ほど前、ある中国語教材の録音に参加しました。NHKのラジオ講座に出演されている中国人の先生お2人とご一緒させていただき、初級向けの文章を中国語と日本語でナレーションしたのですが、生の中国語を間近で聞きながら、私は予想もしていなかった驚きを感じていることにびっくりしていました。
全然、分からない。
いや、他の言語だって分からないのです。英語はすこしは聞き取れますが、それ以外の言葉はまったく分からない。かろうじて2つ3つの単語が分かる程度です。でも、たとえば目の前で何か単語を言われたら、不正確でもなんとなく口真似できる。カタカナで理解すると言ったらいいのでしょうか。アウフウィーダーゼンとか、スパシーバとか、カタカナでメモをして「こんな感じ?」という顔で言ってみることができる。
ところが中国語は、カタカナで書くことができないのです。あとについて言ってみようと思っても、最初の一語が発声できない。ア? エ? イ? 口の開き方を決めかねてぽかんとした顔になってしまう。お2人が「“北村浩子”さんの中国語での読み方は○×△#だね」と言ってくださり(お2人とも日本語は完璧です)「え? きたむらひろこじゃないんですか?」と言うと「中国語読みになるんですよ。○×△#」と繰り返してくださったのですが、自分の名前すら聞き取れない。そもそも、きたむらひろこ(ヒロコ・キタムラ)以外に自分の名前の言い方があるということも知らなかった!
今、私は日本語教師を休職しています。原発事故の影響で大勢の留学生が帰国してしまい、結果、クラスの数が以前の数分の1になって、非常勤の私は他の同じ立場の先生とともに去年から補欠的な待機状態になっています。先月、ベテランの先生方数人がやむを得ずお辞めになり、学校の存続自体が危うくなっているのかもしれないという状況で、復帰するめどは当分立たないだろうということがはっきりしてしまい、ここ数週間、なんとかせねばと焦る気持ちばかりが募っていました。自分で打開できる危機ではない。だけど、どうしようもないと言っていたら、たぶん何も変わらない……。
思い出したのは、2ヶ月前のその録音の日のこと。そしてもうひとつ、だいぶ前に何かの検索をしていて発見し登録していた、あるNPO法人が運営する中国語教室のHPでした。

 横浜周辺の大学・大学院に通っている中国人学生が、習い事よりリーズナブルな授業料で一から教えてくれるというその教室、語学学校に通うよりも敷居が低い感じがして、機会があったら行ってみたいと心の隅で思っていました。久しぶりにサイトに行ってみると、4月からの入門コースがまだ空いていた! しかも行ける時間のクラスがある! これはチャンスかも、とためらわず申し込みました。教えられる日がまた来るまで「生徒」になっているのも悪くない。もしかしたらいつか、中国語で日本語を教えることもできるかもしれない──と、何かを始めるときにむやみに抱きがちな大志というか野望を胸に、あの、まったく真似できなかった言語にチャレンジするという高揚感を連れて、今月上旬、第1回の授業を受けてきました。

 名前は(やはり)中国語の読み方で呼ぶそうで、先生が黒板にピンイン(中国語のローマ字表記)で書いてくれた名前を無理やりカタカナで書いてみると、キタムラヒロコ、○×△#はベイ(北)ツン(村)ハオ(浩)ズー(子)という感じでした。これに、「〜さん」の意味がある「同学(トンシェ)」を付けて、教室でベイツントンシェと言われたら私のこと。まずそれを聞き取るのが難しく、その一方で自分の名前なのだと思うと面白く、まったく知らないことを教わるのは目が覚めるような感覚がするものだなと強く感じました。中国語の四声(高さが違う四つの基本的発音)や、母音子音の発音は日本人にはちょっと笑ってしまうような聞こえ方(たとえば、志村けんさんの「アイーン」のように聞こえる発音など)もあったりして、先生の口元を見ながら一生懸命真似をしているとまるで自分の中から別人格が立ちあがってくるよう。演じ分けると言うのか、たぶんバイリンガルの人はそれぞれの言語を喋るときの自分は人格がすこし違う・変わると感じているんじゃないか、とそんなことも(まだまったく喋れないのに)想像しました。
2回目の授業を終えて「はじめまして。私の名前は……です。あなたの名前は何ですか? よろしくお願いします」くらいしかまだ言うことができません。舌をそらして発する「そり舌音」に既に悩み、それ以外にも日本語にはない発音がたくさんあって「うーん」と笑っていると、先生が「あまり気にしすぎないこと。そしてカタカナで覚えないことですね」と言ってくださいました。そう、それ大事! 日本語教えているときも、それと似たようなことを私言ってた! 近い将来、中国語検定も目標に掲げたいけれど、山の高さは知らないほうが、登っていけるという気持ちが長続きするかもしれないという気がしています。
熱心に教えてくださる、可愛らしいソ・マン先生と写真を撮りました。頑張ります!
山の高さは知らない方がいい
ドジ井坂:ビーチで遊ぼ!
バリでもビーチクラブ
インドネシアのバリ島へ、フィジカルセンス・トレーニング&サーフィンツアーを企画して行ってきました。12年前に仕事で行ったきり、久しぶりのバリです。 空港を出てホテルに向かうと、いつものバイクと車のスーパーXクロスレースが始まります。車の横をすり抜けて反対側の車線に向かうバイク。交差点では頭を突っ込んだもの勝ちで、車の流れが変わります。交差点に停車している車の間をすり抜けていくバイクなど、なんでもありのルールなんですね。日本なら「ルール守らね〜!」と目くじら立ててしまうところですが、これが自然のルールだと思えば、みなさんの動物的なフィジカルセンスを信頼した方が、安全な気がしてくるのです。日本のかつての高度成長期に似ています。みなさん姿勢もいいし、バランス感覚も抜群です。明らかに今の日本人は姿勢が悪いし、バランス感覚が劣っている感じがします。日本の超バリアフリーの安全神話生活は、人間のバランス感覚を退化させているのでしょうね。車のウインドウからバイクや車の流れをみていると、縦横に動き回っている、水族館の大きな水槽の様でしたね。スリル満点のXクロスレースを経てホテルに着きました。クタビーチのビーチフロントにあるProSurf というホテルは、2階にトレーニングルームもあって、僕の弟子の山本君が日本から移住して、フィジカルセンス・トレーニングのスクールを既に開校していて、最近ロシア人の生徒さんが噂を聞きつけて参加するようになり、日本チームと合同トレーニングもやりました。波は腰胸サイズで楽しめそうです。しかし、大きなスエルがやってくるらしいのです。びびるな〜。情報ではケリー・スレーターがバリでトレーニングしているらしいです。会えたらいいな。バリにもビーチクラブ作っちゃおうか。


メール問い合わせは
info@beachschool.comまで

ビーチクラブの活動やトレーニングの様子はYouTube でご覧いただけます。
dojiisakaで検索してください。
http://www.beachschool.comエリアで

車の間をバイクがすり抜けていきます。郊外の道でも日常的にXクロスレース状態で、夕方のラッシュ時には、この何倍もの車とバイクが参戦してくるのです。スリル満点です。
二日目はローカルに人気の美味しい魚料理のレストランに行きました。食事は日本人の口に合うものが多く、手軽な値段で食べられます。
トレーニングを終えて、ホテルの目の前のクタビーチでサーフィントレーニング。しかし、翌日には台風並みのうねりが押し寄せて来たのです。
トリップに出た日、有名なサーフスポット「パダンパダン」でみんなで記念撮影。この日は波の小さいスポットを探して右往左往してました。
帰りの日のランチ。美味しいスイカジュースで乾杯。でもその後、バリのビンタンビールでの乾杯が始まりました。
〜〜参加費も用具の貸出しも無料!みんなで楽しく遊びましょう!〜〜

★ビーチクラブの予定
各ビーチクラブ 開催場所 開催日
逗子ビーチクラブ 神奈川県・逗子中央海岸 毎月第1土曜日
阿南ビーチクラブ 徳島県・阿南市北の脇海岸 毎月第1土曜日
湖西ビーチクラブ 静岡県・塩見ビーチ白須賀 毎月第1日曜日
豊橋ビーチクラブ 愛知県・豊橋小島ビーチ 毎月第1日曜日
ひらつかビーチクラブ 神奈川県・平塚ビーチパーク 毎月第2土曜日
おおいビーチクラブ 福井県・おおい長井浜海水浴場 毎月第2土曜日
かもがわビーチクラブ 千葉県・文理開成高校前 毎月第2日曜日
江ノ島ビーチクラブ 神奈川県・新江ノ島水族館前 毎月第3土曜日(※)
江の島東ビーチクラブ 神奈川県・江の島片瀬東浜 毎月第3日曜日
茅ヶ崎ビーチクラブ 茅ヶ崎ヘッドランド正面 毎月第3日曜日
羽田ビーチクラブ 東京都・大森ふるさとの浜辺公園 毎月第3日曜日

(※)江ノ島:7〜8月はお休みです。

他地域・詳細はビーチクラブオフィシャルサイトで
ご確認ください。
http://www.beachclub.jp
プロフィール紹介
山梨順一 山梨順一
14歳でレーシングカートに乗って以来、39歳の現在まで車漬けの人生を送るプロドライバー。これまでインプレッションしてきた車の数はチューニングカーを含めるとゆうに300台を超える。レースでは2回シリーズチャンピオンを獲得。
北村浩子 北村浩子
FMヨコハマニュースアナウンサー
「book A to Z」、FM横浜ホームページ「ヒロ☆コラム」等を担当。趣味は読書、スポーツ観戦、横浜ベイスターズの大ファン
ドジ井坂 ドジ井坂
本名:井坂啓美
(いさかひろみ)
元プロサーファー
1969年 全日本サーフィン選手権にて優勝。現在は、海では『海おやじ』を、山では『 山おやじ 』を自称し、 海や山のアウトドアの遊びやレジャースポーツの普及をテーマに活動中!
[発行]株式会社モトーレン東名横浜 お問い合わせ先:mail.mg@tomei-yokohama.bmw.ne.jp
Tomei-Yokohama BMW WEBサイト : http://www.tomeiyokohama-bmw.jp/
MINI 東名横浜 WEBサイト : http://www.tomei-yokohama.mini.jp/
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