モトーレン東名横浜 メールマガジン vol.89
山梨順一の着眼点
BMW of the year 2012
2000年になってから早13年が経過し、14年目(2013年)に入った今日この頃、読者のみなさんはいかがお過ごしだろうか!?  昨年の暮れに民主党から自民党へと政権も変り、このどん底ともいえる景気を一気に上昇させてもらいたいところだが、急に良くしても、すぐに急降下してしまっても意味がないので、 ここはじっくりと好機を待つことにしたい。
年明けの話題といえば、毎年「東京オートサロン」ネタが常なのだが、今年は「東京オートサロン」よりもビッグネタとなってしまった神奈川、東京を直撃した記録的な「大雪」。 この大雪で自分自身が「滑った…転んだ…」というわけではないのだが、電車はもちろん、首都高や高速道路が軒並み通行止めになるなど、 数年、いや数十年ぶりの事態になってしまったように思う。昼過ぎから降りだしたこともあって、祝日だったとはいえ帰宅時間の頃には数センチの積雪となり、 翌日には10センチ以上になってしまった。その残雪は数日間続き、首都高の大黒線は2日後の16日の夜まで通行止めは続き、通勤や運送業務に大きなダメージを与えることになったわけだ。
数年ぶりに雪の上を走ったように思うが、やはり雨とは違う恐怖を感じる。たまたま家の周りが坂だらけということもあるが、除雪のしていない坂は上ることも下ることもできない。 無理をしてその雪の残る坂に車を進めてしまうと、スリップやブレーキロックなどコントロール不能な事態に陥ることになる。 このような事態にならないように読者のみなさんは、くれぐれも雪の日には無理な運転をしないでほしい。 ましてやスタッドレスなど冬用タイヤを履いていないのであれば安全な場所に止めて帰るとか、外出をしないなど、勇気ある決断をして未然に事故を防いでもらいたい。

さあ、前置きはこれぐらいにして今年も恒例の「BMW of the year」にいくことにしよう。
この「BMW of the year」は毎年、昨年(2012年)に試乗した中から特に印象に残った3台を紹介するわけだが、今回はなんと9車種がノミネートされた。 話題の「ニュー3シリーズ(F30型)」にはじまり「アクティブ・ハイブリッド7」「MINIクーペ」「X5 35d ブルーパフォーマンス」「640i グランクーペ」「アクティブ・ハイブリッド5」「320d ブルーパフォーマンス」「ニュー3シリーズ・ツーリング」「アクティブ・ハイブリッド3」という、これまでにない豪華なラインナップとなる。
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BMW of the year 2012
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BMW of the year 2012
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BMW of the year 2012
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毎年、選考には苦労するのだが…、まず第3位から。2012年に試乗した中で3番目に印象に残った車種は…「640i グランクーペ」。 このセダンとクーペが融合したスタイルはBMWが先導役ではないが、スポーティな4ドア車という位置付けはBMWのラインナップにあって何の不思議もない。 むしろこの「グランクーペ」というスタイルをBMWが最初にやってほしかったほどである。スペック上では全高が1392ミリと7シリーズセダンと比べて10ミリほど低くなっているが、 実車を目の前にするとそれ以上に低く感じる。それはコクピットに体を収めた時も同様で、車内空間は広いのにルーフだけは圧迫感がある。 sp BMW of the year 2012
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しかし、それこそがグランクーペならではという部分なので、そのレーシーなスタイルや雰囲気を楽しんでもらいたい。6シリーズというビッグサイズなボディということもあるが、 このグランクーペに搭載されるエンジンは3リッター直列6気筒ツインターボと、 650iの心臓部となるバルブトロニック付き4.4リッター直噴V8ツインターボという強烈なラインナップとなっている。やはりこの手の車に乗るならば、 燃費の問題など細かいことは抜きにして、大パワーを思う存分に堪能してもらいたい。アクセルを踏み込んだ時の圧倒的な加速感は病みつきになること間違いなしである。 自分の好みとはいえ、これからもこのようなスポーティ・セダンが登場することを心から楽しみにしている。
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BMW of the year 2012
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BMW of the year 2012
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次に昨年印象に残った第2位は…「アクティブ・ハイブリッド5」。アクティブ・ハイブリッドは昨年7、5、3シリーズと3種類のモデルを試乗したが、 このような順位をつけるにあたって3シリーズにするか、5シリーズにするかで、非常に迷った。結果として5シリーズということにしたわけだが、 その決め手となったのが「ハイブリッド性能(特性)」「ボディサイズ」「乗り心地」「価格」などをトータルでみたときに一番バランスがいいように思ったからである。 sp BMW of the year 2012
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価格に関しては賛否両論あると思うが、ボディサイズはやや大きいながらも、大人4人が快適に移動するには、やはりこのサイズは必要だと思うし、 乗り心地については(このシリーズに限ったことではないが)セッティング次第でソフト(コンフォート)にもハード(スポーツ、スポーツ・プラス)にもできるので、 走るステージや状況、好みに合わせられるので問題はなしとした。
この他、このモデルを選んだ理由としては、メイン・エンジンに3リッター直列6気筒モデルを採用していることにある。 このエンジンによって重量を低減できることはもちろん、信頼性や適度なパワー感(扱いやすさ)も同時に手に入れており、非常にドライブしやすい印象を受けたからである。
とにかく、アクティブ・ハイブリッドはこれからも大いに発展していく分野である。車好きであれば一度は乗っておきたいモデルである。
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BMW of the year 2012
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BMW of the year 2012
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そして、いよいよ2012年の「BMW of the year」を発表するが、今回は試乗した瞬間からこれだと確信をもてたモデルである。 それは「320d ブルーパフォーマンス」である。BMWにおいて日本初のディーゼル・エンジン搭載となるこのモデルは、今やスタンダードになりつつある8速ATと組み合わされるが、 このエンジンとミッションの相性が抜群にいいのである。新世代のディーゼル・エンジンとはいえ、 排気量からみてもワインディングを駆け上がるとなるとややパワー不足を感じてしまうところなのだが、 クロス気味にセットされたギアがエンジンの1番トルクの出やすいところにリンクしているので思いのほか力強い加速を味わえるのである。
読者のみなさんもご存知の通り、日本はまだまだひと昔前にあった「ディーゼル=トラックや作業車」というイメージがあり、 それだけの理由で購入に対し二の足を踏んでいる人も数多くいると思われる。しかし、そろそろその考えはやめたほうがいい。 この320dに搭載されているBMWのディーゼル・エンジンは、 独自の「ブルーパフォーマンス・テクノロジー」によって世界一厳しいといわれる日本の排ガス規制(ポスト新長期規制)をクリアするなど、最先端をいくクリーンなエンジンなのである。 現在のところディーゼル特有のエンジン音がまったくないわけではないが、 この部分に関しては世代が進むにつれ解決されていくだろう。ガソリンの高騰が止まらず、この先も下がる要素は少ない現在だからこそ、 ディーゼルという選択が賢いのではないかと思う。
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BMW of the year 2012
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BMW of the year 2012
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BMW of the year 2012
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このように2012年の「BMW of the year」は「320d ブルーパフォーマンス」に決定したわけだが、2013年はどんなBMWに出会い、試乗できるのか今から楽しみである。
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BMW of the year 2012
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キタムラヒロコの視界良好!
BUNDAN
駒場の日本近代文学館内にある、その名も「BUNDAN(文壇)」というブックカフェに行ってきました。去年9月にオープンしたばかりの、あちこちで取り上げられている話題の店です。
本が本格的(?)に読めるブックカフェは最近あちこちにできていますが、所在地、というか存在地としてここほど最適な場所はないのではないでしょうか。なんてったって日本近代文学館は、川端康成が名誉館長だったりしたこともある、日本文学の貴重な資料の宝庫。高校生の頃、国語の研究発表のために、 八王子から同級生と連れ立って与謝野晶子について調べに来たことを思い出しましたが、高級住宅と古い店が混在する駅からの静かな道沿いは、 当時とそんなに変わらない雰囲気を保っているように思えました。
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川端康成による『雪国』冒頭の自筆色紙/駒場公園和館
古い竹の囲いの一端に作られた小さな門。東大教養学部に隣接したこの東門から入ると、左右に落ち葉が厚く積もった、舗装されていない小道が奥のほうへと続いています。 うっそうとしていて、ちょっとした森のよう。すこし歩くと左側に「駒場公園和館」と書かれた立て札が。あとで調べたらここは旧加賀前田家の邸宅で、 都の登録有形文化財だったのですが、このエリア(というか森)全体が駒場公園になっていて、日本近代文学館もその中に建っているというわけなのでした。
あった。「BUNDAN」のプレート。高原のレストランとか喫茶店の場所を教える看板のように、店から離れたところに置かれている。 プレートの向こう側に見える文学館の建物に華美な感じは一切なく、森と建物を分けるコンクリートタイルの広場がどこか忘れ去られたように広くて、静けさをより濃厚にしている。
「BUNDAN」プレート/店内
短い外階段をのぼって館内に入ると、透明ガラスの自動ドアの左側に「BUNDAN」がありました。覗くと、10人ほどの高齢の男女が固まって会合のようなことをしている。 貸し切りですか? と店員さんに小さな声で聞くと、大丈夫ですよ、と奥のほうに案内してくれ、ほっとして席に着きました。ひとつひとつデザインの違う椅子と机。 統一感がないのではなく、画一的ではない、という印象。私が座った椅子は横長の黒いソファで、低いテーブルの下には本が詰め込まれていました。 もちろん壁全体には高い本棚が設えられていて、そこにも本がぎっしり。いいねえいいねえ、とわくわくしてしまう。
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おおっ! メニューを見て声が出てしまいました。TERAYAMA(寺山修司)、AKUTAGAWA(芥川龍之介)、OUGAI(森鴎外)、ATSUSHI(中島敦)といったように、 コーヒーに文豪の名前が付いている。適当に付けているのではなく、たとえばTERAYAMAは「ふるさとの訛り(なまり)なくせし友と居てモカ珈琲はかくまで苦し」という寺山修司の短歌にちなんで、エチオピアのモカがセレクトされていたりするのです。
私はATSUSHIを頼みました。横浜にもゆかりの深い中島敦、大好きな作家です。チーズケーキもあるというので、それも注文。運ばれてきたコーヒーとケーキはどちらもとてもおいしく、 聞けばコーヒーは三軒茶屋の有名店から豆を仕入れていて、ケーキも都内の人気店のものをセレクトしているということでした。
sp 「ATSUSHI」とチーズケーキ
持ってきた本もあるのですが、壁の本棚を見ないわけにはいかない。誰が選んだのか分からないけれど、古いものから発売されたばかりの最新刊まで、漫画から純文学まで、 思わず頬が緩んでしまうほどバラエティに富んだセレクト。今は文庫でしか流通していない、何度も読み返した作品が、新刊として発売されていたときの古い単行本を見つけ、 ああ最初はこんな装丁だったんだな、と初めて見たのに懐かしいような気持ちになったり、目の高さの棚に、芥川賞作家にして官能小説作家の大家、 宇能鴻一郎さんの小説がずらりと並んでいるのを見てにやにやしてしまったり。「猫本並び」「ゲーム本並び」などもあって、 しかもそれが定番じゃなくマニアックな作品だったりする。ああ、持ってきた本が読めないよ。こういうブックカフェを存分に楽しむ方法は、何度も来るしかないのだなあと思いました。 棚のセレクションを堪能する。置かれている本を手にとって読む。自分の本を、この空間の空気を楽しみながら読む──。
天井まである本棚/猫本の棚
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横浜から来ましたと会計のときに店員さんに言ったら、え、そんなに遠くから、と驚かれたので、いやそんなに遠くないんですよと笑ったら、 じゃあまた来てくださいと店員さんも笑ってくれました。駒場は、どこかへ行くついでに、というエリアではないかもしれませんが、渋谷から井の頭線でほんの数分。 おいしいコーヒーとあらゆるジャンルの本、通も喜ぶ漫画も取り揃えられた稀有なスポットです。 16時までの営業ですが、葡萄酒や麦酒や、アルコール度89.9度(!)のアブサンなどお酒も取り揃えられています。
ドジ井坂:ビーチで遊ぼ!
海とみな様に感謝
2013年になりました。といっても寒いだけで、あまり変化はありませんね。僕の変化といえば、年末にお正月、飲んで食べてゴロゴロしていたら2kg太ってしまったことです。 そこでフィジカルセンストレーニングで使っている2kgのウエイトボールを抱えて歩いてみました。これが結構重たく感じるのです。 ところが身体本体はその増量感をほとんど感じていないわけです。僕も体重計に乗ってはじめて気がついたわけですからね。なんとなく過ごしていると、 いつの間にかドンドコドンドコ鳴り物入りで太ってしまうのでしょうね。気をつけましょう。
年の暮れ数件の忘年会をはしごする時は、ビール専門にしています。ビールの入ったコップを持っていれば、 日本酒や焼酎を「まずは飲み干してから・・と」一気のみさせられることはありませんからね。でも冬のビールも美味しいですね。ついつい飲みすぎてしまいます。 翌朝、小用のトイレが止まらないのです。30分もたたないうちにトイレに行くのに、毎回いつものようにかなりの量が、お腹から沸いてくるのです。 ちょっと気になって泌尿器科に行ってみました。「まるで蛇口が壊れたように、小用が止まらないのです。」と症状を先生に告げると、 尿検査のデータを見ながら先生が「ドジさんどこも悪いとこないよ。ちょっと血糖値が高いかな、でも正常値内」「これはただの飲み過ぎでしょう。冬は汗をあまりかきませんから、 夏のつもりでビール飲んだら、そりゃ全部トイレ行きです。」どうやら不摂生しながらも、2013年も健康で楽しく一年中海で遊べますね。 そしてフィジカルセンス・トレーニングが忙しくなりそうです。

メール問い合わせは
info@beachschool.comまで

ビーチクラブの活動やトレーニングの様子はYouTube でご覧いただけます。
dojiisakaで検索してください。
http://www.beachschool.comエリアで

毎年ひらつかビーチセンターで初日を拝んでいます。今年は雲が多かったですが、一瞬太陽を拝めました。
相州七夕太鼓が初日の出を祝います。

逗子ビーチクラブの新年の活動です。
ひらつかビーチクラブの新年の活動です。
伊東ビーチクラブの新年の活動です
豊橋ビーチクラブの新年の活動です。
羽田ビーチクラブの新年の活動です。
茅ヶ崎ビーチクラブの新年の活動です。

〜〜参加費も用具の貸出しも無料!みんなで楽しく遊びましょう!〜〜

★ビーチクラブの予定
各ビーチクラブ 開催場所 開催日
逗子ビーチクラブ 神奈川県・逗子中央海岸 毎月第1土曜日
阿南ビーチクラブ 徳島県・阿南市北の脇海岸 毎月第1土曜日
湖西ビーチクラブ 静岡県・塩見ビーチ白須賀 毎月第1日曜日
豊橋ビーチクラブ 愛知県・豊橋小島ビーチ 毎月第1日曜日
ひらつかビーチクラブ 神奈川県・平塚ビーチパーク 毎月第2土曜日
おおいビーチクラブ 福井県・おおい長井浜海水浴場 毎月第2土曜日
かもがわビーチクラブ 千葉県・文理開成高校前 毎月第2日曜日
江ノ島ビーチクラブ 神奈川県・新江ノ島水族館前 毎月第3土曜日(※)
江の島東ビーチクラブ 神奈川県・江の島片瀬東浜 毎月第3日曜日
茅ヶ崎ビーチクラブ 茅ヶ崎ヘッドランド正面 毎月第3日曜日
羽田ビーチクラブ 東京都・大森ふるさとの浜辺公園 毎月第3日曜日

(※)江ノ島:7〜8月はお休みです。

他地域・詳細はビーチクラブオフィシャルサイトで
ご確認ください。
http://www.beachclub.jp
プロフィール紹介
山梨順一 山梨順一
14歳でレーシングカートに乗って以来、39歳の現在まで車漬けの人生を送るプロドライバー。これまでインプレッションしてきた車の数はチューニングカーを含めるとゆうに300台を超える。レースでは2回シリーズチャンピオンを獲得。
北村浩子 北村浩子
FMヨコハマニュースアナウンサー
「book A to Z」、FM横浜ホームページ「ヒロ☆コラム」等を担当。趣味は読書、スポーツ観戦、横浜ベイスターズの大ファン
ドジ井坂 ドジ井坂
本名:井坂啓美
(いさかひろみ)
元プロサーファー
1969年 全日本サーフィン選手権にて優勝。現在は、海では『海おやじ』を、山では『 山おやじ 』を自称し、 海や山のアウトドアの遊びやレジャースポーツの普及をテーマに活動中!
[発行]株式会社モトーレン東名横浜 お問い合わせ先:mail.mg@tomei-yokohama.bmw.ne.jp
Tomei-Yokohama BMW WEBサイト : http://www.tomeiyokohama-bmw.jp/
MINI 東名横浜 WEBサイト : http://www.tomei-yokohama.mini.jp/
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