車購入時の注意点総まとめ!新車と中古車のケース別に紹介

数多くある買い物の中でも大きな出費となる車は、購入後に「もっとよく考えるべきだった」といった失敗談を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。どのような商品であっても、失敗しないために納得のいく買い方をしたいものです。

事前に購入時の注意点や失敗談を知ることで、何に気を付けて車選びや販売店選びをすべきかが把握できます。そこでこの記事では、車を購入にまつわる注意点や、よくある失敗のパターンについてご紹介します。

 

  • 新車を購入する際の注意点
  • 中古車を購入する際の注意点
  • 中古車販売店で車を購入する際の注意点
  • 車の購入後にトラブル!相談先は?
  • 注意点を確認せずに車の購入をして失敗したケース
  • 中古車購入ならアフターサービスが充実したケーユーへ!
  • まとめ

 

 

新車を購入する際の注意点

新車は購入した車両の最初のオーナーになれることから、満足感や自分好みの一台に仕上げられるといったメリットがあります。また、ディーラーの新車保証が利用できることも魅力のひとつでしょう。

しかし、新車は販売価格が決まっていることから、中古車のような車両ごとのコンディションなどによる価格の個体差がありません。新車購入時に押さえておく注意点は、価格にまつわる部分を意識すると良いでしょう。

 

 

無理のない予算設定をする

新車の購入は一括払いだとまとまった資金が必要になります。また2021年度に実施された乗用車市場動向調査結果によると、平均の乗用車保有期間は7.1年、10年以上保有している世帯は2割強を占めており、返済期間7年(84回払い)のカーローンを組むのが一般的です。ディーラーローンや銀行系ローンなどローンの種類によって審査基準は異なり、審査に通りやすいほど金利は高く、逆に審査が厳しいほど金利は低い傾向にあります。

年収や信用情報などで借入可能額も変わりますが、条件次第では頭金なしのフルローンも可能です。ただし借入額が高いほど、また金利が高いほど、月々の返済額は高くなります。ローンの組み方によって返済総額が数十万円変わるケースもあるため、無理なく返済できる範囲で予算設定をしましょう。

 

 

オプション追加の内容や条件を確認する

新車の標準装備に追加できるオプション装備は、メーカーオプションとディーラーオプションの2種類です。両者は注文できるタイミングに違いがあるため、購入前にオプションの必要性をしっかり検討しましょう。

メーカーオプションは純正本革シート・電動スライドドア・サンルーフなどです。製造ラインで組み込まれるため、新車購入時のみ注文でき、後で取り付けることはできません。

ディーラーオプションはフロアマットやシートカバーなどです。納車時に販売店で取り付けるもので、納車後に追加で取り付けることもできます。

 

 

 

中古車を購入する際の注意点

 

 

中古車は同じ車種やグレードであっても車両ごとに個体差があり、車両状態や価格もそれぞれ異なります。希望の価格帯に絞って探し出すことで、予算内に収まる理想に近い車に出会える可能性もあるのが魅力でしょう。

しかし、中古車は車両ごとにコンディションが異なるため、中には故障リスクが高まっていて状態が優れない車両もあります。中古車選びでの注意点は、どの程度のコンディションまでが許容範囲なのかを判断し見分けることでしょう。ここでは、中古車選びで確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。

 

 

走行距離と年式を確認する

中古車の状態を把握するためにまずチェックしたいのは、年式と走行距離です。車に過度な負担をかけない乗り方は、1年間で走行距離1万km以内とされます。例えば新車登録後1年以内で走行距離1万km程度、新車登録後3年以内で走行距離3万km程度なら、通常の使用状態だと考えられるでしょう。

高年式(年式が新しい)でも走行距離が長過ぎる中古車は、部品の劣化が激しく、故障を起こしやすい恐れがあります。低年式(年式が古い)で走行距離が短過ぎる車は、一見すると状態が良さそうに思えるかもしれません。

しかし単に放置されている期間が長いだけで、定期点検や消耗品の交換などのメンテナンスを怠り、状態が悪いまま売却されているケースもあります。

 

 

車両状態を確認する

中古車は沿岸部・雪国で使用されていたものや、災害や事故に巻き込まれたものもあります。車両状態で特に注意したいものは、塩害車・冠水車・修復歴車です。

塩害車

潮風や融雪剤に含まれる塩分の影響で、車のボディや下回りに錆や腐食がある車

冠水車

集中豪雨や洪水などにより室内フロア以上に浸水した車

修復歴車

交通事故などでピラーやルーフなどの骨格部分(フレーム)が損傷を受け、パーツの交換や修理をした経歴がある車

 

塩害車は劣化が進行しやすく、冠水車は電装系のダメージや室内の異臭などがあり、修復歴車は安全性・耐久性・故障リスクの高さに難があります。販売店によってはこれらの状態を分かりやすく表示しない場合があるため、実車確認をすることが大切です。

 

 

保証内容を確認する

新車は各メーカー共通で、3年か6万km走行時のいずれか早い時点までのメーカー保証が付帯します。これは「一般保証」と呼ばれ、消耗品を除くほぼ全部品を対象とし、無料で保証修理を受けられるものです。

より長期間、手厚い保証が受けられる「特別保証」もあります。メーカー保証期間が残っている中古車は、「保証継承」の手続きをすれば、メーカー保証の引き継ぎが可能です。

引き継げない場合、中古車販売店独自の保証サービスを利用できます。ただし保証の期間や範囲は販売店によって異なるため、保証内容の確認も大切です。

 

 

車検の有無を確認する

普通車や軽自動車の車検の有効期限は新車登録から3年で、以降は2年刻みで期間を更新します。中古車の車検期間が切れている場合は公道を走れないため、購入時に販売店に依頼するか自身で車検を通すことが必要です。

車検期間が残っている中古車は、購入時に車検費用を支払う必要がありません。残っている車検期間が長いほどお得になるため、少しでも費用を抑えるなら車検についてもチェックしましょう。

 

 

メンテナンスノートを確認する

メンテナンスノートには点検整備の記録やメーカー保証の内容が記載されています。点検整備記録簿からは、車の傷んだ箇所や消耗品の交換頻度などを確認可能です。これにより現車確認しても分かりにくい不調や、メンテナンスがどれだけ行き届いているかを把握でき、中古車購入後の不安を取り除けます。

購入したい車にメンテナンスノートが保管されている場合は、営業マンに説明を受けながら気になる部分をチェックしましょう。

 

 

 

中古車販売店で車を購入する際の注意点

中古車販売店は大小さまざまで、信頼性やサポート体制などにも違いがあります。中古車に関するトラブルの相談事例もあることから、購入する店舗を選ぶときは欲しい車種を見つけることだけでなく、店舗自体の特徴も確認しておきましょう。

ここでは、中古車販売店を選ぶ際に気を付けたい、3つのチェックポイントを解説します。

 

 

信頼性をチェック

中古車を購入する際は、販売店が信頼できるかどうかをチェックしましょう。希望する中古車のメリットしか言わず、買い手の要望を差し置いて契約を急がせるような営業マンもいます。

しかし中古車の状態はさまざまで、小さな傷や凹み程度のデメリットはつきものです。買い手が気付きにくい部分を隠されると、購入時に後悔することもあるでしょう。

逆に、聞かなくても営業マンからデメリットや注意点を伝えてくるような販売店は信頼できます。Web上の口コミ情報をチェックすることも大切ですが、鵜呑みにせず実際に自分の目で見て信頼できるかを確かめることも大切です。

 

 

サポート体制をチェック

中古車を購入する際は、販売店のサポート体制のチェックも重要です。基本的に保証範囲はメーカー保証より狭く、「トラブル箇所が保証外だった」ということも起こり得ます。特にエンジン周りのトラブルに対応できることは必須です。

また中古車は購入時点で新車登録から年月が経っているため、保証期間が3か月程度の場合もあります。不安の少ないカーライフを過ごすために、保証期間の長さや期間終了後に延長できるかどうかもチェックしましょう。

 

 

試乗や現車確認ができるかをチェック

中古車選びを車情報誌やWeb上の写真だけで判断して購入するのはおすすめできません。購入後に後悔しないために、販売店で試乗や現車確認ができるかをチェックし、実際に現地で状態を確かめましょう。

例えば修復歴車は販売店に表示義務がありますが、状態はさまざまで、スピードを出すと直進しない場合もあります。また塩害車や冠水車は写真から判断するのは困難です。塩害車はエンジンルームの接合部分やタイヤハウス内側の錆・腐食、冠水車は室内の浸みや臭いを調べて、はじめて気付けます。

 

 

 

車の購入後にトラブル!相談先は?

車の購入後にトラブルが起こることもあるでしょう。この場合の主な窓口と対応してもらえる内容は以下の通りです。

日本中古自動車販売協会連合会

中古車の契約に関する相談

自動車公正取引協議会

新車や中古車の契約に関する相談

自動車製造物責任相談センター

車の部品や機能についての相談や和解の斡旋

国民生活センター

消費生活全般についての相談

 

日本中古自動車販売協会連合会や自動車公正取引協議会は、同会に加盟する店舗での契約のみが対象です。自動車製造物責任相談センターは中立公正な立場で対応します。どの窓口に相談すれば良いか迷ったら、国民生活センターに連絡しましょう。

 

 

 

注意点を確認せずに車の購入をして失敗したケース

 

車を購入する際によくある失敗は、後先考えずに勢いで買ってしまうことです。車種の検討不足だと、実用性が低い車を買ってしまい、使いにくさに悩み続ける場合もあります。「購入したときは良いと思っていたのに」というように、時間が経ってから後悔しないように最善を尽くしましょう。

失敗したと感じる要素は個人差がありますが、ここでは参考例として車の購入に失敗する4つのパターンを見ていきましょう。

 

 

【ケース1】衝動買いで失敗

販売店で「希少」「限定」などというワードに釣られて、買う必要がない車を買ってしまったケースです。購入後に「前に乗っていた車のほうがよかった」「購入後間もなく、より魅力的な車が発売された」などと後悔するも、下取りに出して買い換えたため、簡単に手放すこともできません。

衝動買いで後悔しないためには、冷静に車の情報を収集し、安易な売り文句に惑わされないことが大切です。

 

 

【ケース2】生活に合わない車を購入して失敗

生活スタイルに合わない車を購入して、使いにくさに悩み続けるというケースです。例えば以下のような失敗があります。

・駐車場の出入り口や近所の路地が狭いのに、身動きが取れないサイズのミニバンを買ってしまった

・長距離走行が多いのに、座席の融通が効かない軽自動車を買ってしまった

・アウトドア利用が多いのに、車高が低く荷室の狭いセダンを買ってしまった

車はカテゴリや車種によって利用シーンの向き不向きがあります。実用性が低い車を買うと後悔することになるため、利用頻度の高いシーンに合った機能や性能の車を選びましょう。

 

 

【ケース3】維持費を想定しておらず失敗

見た目の好みで車を選び、維持費が高額になって後悔するケースです。例えば以下のような失敗があります。

・燃費性能が低く、毎月のガソリン代が高くなってしまった

・排気量を見ておらず、自動車税の負担に悩んでいる

・憧れの外車を買ったが、保険料や消耗品の交換費用が高い

車はデザインや人気などで魅力的に見えることがありますが、購入費用の捻出だけを考えるのはリスクがあります。長く付き合うことになる車なら、維持費もしっかりと計算の上で購入しましょう。

 

 

【ケース4】もともと乗っていた車の売却に失敗

車の売却方法が間違っていたと後で気付くケースです。例えば以下のような失敗があります。

・ディーラーで下取りに出し、希望売却額を下回っていたが断れなかった

・個人売買をしたら買い主との認識の不一致があり、売却後もトラブルを引きずったまま

ディーラーは「安く買って高く売る」ことを想定した査定額を出すため、下取り額は低くなります。個人売買は初心者向けではないため、まずは中古車買取店で査定額の見積もりを取りましょう。

 

 

 

中古車購入ならアフターサービスが充実したケーユーへ!

ケーユーは新車から中古車まで幅広い車両を扱っています。全国で約3,000台を展示しており、国産車から輸入車まで豊富な在庫からお客様に最適なご提案が可能です。

また「買うときも安心、買ってからも安心」をモットーに、お得なメンテナンスパックもご用意し、お客様のカーライフをサポートさせていただきます。

 

 

国産車から輸入車まで在庫が豊富

ケーユーは国産車からヨーロッパ車やアメ車まで、こだわりの中古車を展示しています。全メーカーの車を豊富に取りそろえる他、輸入車のディーラー権も持ち、正規の新車やメーカーの認定中古車を取り扱えることも強みです。

修復歴の有無は「(財)日本自動車査定協会」の基準を採用して全車で表示しています。修復箇所などは全車備え付けの「車両状態評価書」から確認いただけます。

ご購入の際は商品知識だけでなく保険の資格も持ったスタッフが、お客様にとって最適なご提案をさせていただきます。

 

 

中古車購入後のカーライフを支えるメンテナンスパック

ケーユーは中古車購入後の3年間有効な、お得なメンテナンスパックを提供しています。パック内容は以下の通りです。

・オイル交換(期限内無制限)

・オイルフィルター交換(2回)

・2か月点検(1回)

・6か月点検(3回)

・12か月点検(3回)

・ワイパゴム交換(2回)

・タイヤローテーション(2回)

・こすっても保証(3回)

8つのメンテナンスをひとつのパックにすることで、4万9,800円で提供しています。(2022年12月21日時点)メンテナンスパックの対象は、3年分の一般的に行うメンテナンスの内容なのでぜひご活用ください。

 

 

 

まとめ

新車を購入するなら、無理のない予算設定が大切です。営業マンとの良好な人間関係の構築を意識しながら、上手な買い物を行いましょう。

中古車は状態がさまざまなので、年式や走行距離などの情報をしっかりと比較し、営業マンのアドバイスも受けながら実車確認をすることが大切です。ケーユーはこだわりの車両を多数取りそろえており、顧客志向の高い営業マンが親身になって対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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