車を乗り潰す？買い替える？判断基準やメリット・デメリット総まとめ

車を所有していると「そろそろ乗り換えの時期かもしれない」と思うことはないでしょうか。車はある程度の時期を迎えると買い替えを検討する方と乗り潰す方の2パターンに分かれる傾向があります。

では、車を乗り潰すときと買い替えるときの判断基準はどのような点があるのでしょうか。この記事では、車を乗り潰すケースと買い替えるケースの判断基準や考え方の違いをご紹介していきます。それぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、自分の状況ではどちらの方法が適しているのかを考えてみましょう。

• 車を乗り潰すか買い替えかを判断する基準は？
• 車を乗り潰す？買い替える？メリット・デメリットを比較
• 車を乗り潰す？買い替える？売却に適したタイミングで判断
• 車を買い替えるなら？やっておきたい準備
• 車の買い替えをご検討の際はケーユーの車買取にお任せ！
• まとめ

車を乗り潰すか買い替えかを判断する基準は？

まだ動くうちに中古車販売店などに車を売却し、新しい車に乗り換えることを「買い替え」と呼ぶことがあり、所有している車が動かなくなるまで乗り、乗れなくなったら廃車することを「乗り潰す」と呼ぶことがあります。

では、車を利用するときに乗り潰すか買い替えかを選ぶ判断基準はどのような点が挙げられるのでしょうか。判断に迷うときは次の4つの点を考えてみましょう。

車を売る必要性で考える

車を購入したときと現在の状況を比較すると、ライフスタイルの変化に伴って車を買い替えたほうが良いケースがあります。また、その他の理由で車を買い替えたいと思うこともあるでしょう。車の買い換えを検討するときによくある理由の一例は以下の通りです。

・家族の人数が増減した

・故障が目立ってメンテナンスコストが高くなった

・修理できないような不具合が発生した

・自分にとって魅力的な車が発売された

所有している車が自分に合っていないと感じたときは、買い替えを検討するひとつのタイミングといえます。ニーズに合っていない車に無理して乗り続けるより、買い替えた方が満足できます。

車の売却タイミングで考える

車は売る時期によって売却時の価格が変化したり、その車にかかる総合的な費用が変わったりするタイミングがあります。特に以下のタイミングは車を売却するのに適しているといわれている時期なので、当てはまるタイミングがあれば売り時かもしれません。

・車検を受ける直前

・ローンを完済したとき

・高額査定を狙えるとき

・中古車の買取価格が高くなりやすいとき

・走行距離が一定基準に達する前

上記のタイミングになったら、このまま乗り続けたときと買い替えたときのメリット・デメリットを比較して乗り続けるかを決めると良いでしょう。

買取価格で判断する

中古車買取店に査定を依頼し、提示された金額を見てから判断しても遅くはありません。予想以上の価格で買取してもらえるのであれば、この機会に売却して新しい車を購入しても良いでしょう。

例えば急激に車の人気が高まり新車の生産が追い付いていないときなど、その車の中古車相場が跳ね上がることがあります。このようなときに手放すと、通常の相場状況での買取に比べて高値で売却できる可能性があります。中古車買取店の査定は無料でも受けられるので、買取相場を調べてみると良いでしょう。

車にかかる維持費で判断する

車を所有していると税金やガソリン代、メンテナンス代をはじめとした維持費がかかります。車が古くなるとそれに加えて維持費が高くなる要素があるので、維持費を抑えたいと思ったときも買い替えを検討してみるタイミングです。古くなった車の維持費が増えるのは次のような原因です。

・税金が重課される

・メンテナンスコストがかかる

・新しい車に比べて燃費性能がよくない傾向がある

利用する車によっては環境負荷が小さいエコカーが減税対象になっているなど、維持費の負担を低減する仕組みもあります。維持費を低減したいと考えているのであれば、このような制度を利用できる車への乗り換えも検討してみましょう。

車を乗り潰す？買い替える？メリット・デメリットを比較

古い車をそのまま乗り潰すことと新しい車に買い替えることには、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらを選択するかで迷うときは、ここで紹介する特徴を比較しながら検討してみてはいかがでしょうか。

乗っている車の種類や愛着度合いなどによって状況は人それぞれです。どちらが良いと言い切れない選択であるからこそ、決定してから後悔しないためにも事前に確認しておきましょう。

車を乗り潰すメリット

まずは今の車をできる限り乗り続けるパターンについて見てみましょう。車を乗り潰すメリットには、以下のようなものがあります。

・新しい車を購入する費用がかからない

・気に入った車に長く乗れる

・売却・購入の手間がかからない

特に、新しい車を購入する費用がかからないのは大きなメリットです。車を購入するにはまとまった資金が必要になるため、金銭面の負担を軽減できます。

車を乗り潰すデメリット

車を乗り潰せば購入資金がかからず、乗りなれた車でドライブを楽しむことができます。しかし、車を乗り潰すことには見逃せないデメリットがいくつかあります。

・維持費が高くなる傾向がある

・故障が発生しやすくなる

・新しい車より性能面で劣っていることが多い

特に、年式が古くなればなるほど故障リスクが増えるために修理費がかさむ可能性があることは心構えをしておきたい部分です。消耗したパーツの交換費用などは状況によって大きく変化します。エンジンが故障してオーバーホールや交換が必要になると、数十万円以上かかることもあります。場合によっては、「中古車に買い替えたほうがよかった」という結果につながりかねません。

車を買い替えるメリット

今乗っている古い車を売却し、買い替えるメリットについても見ていきましょう。買い替えの主なメリットは以下の通りです。

・コンディションが良い車に乗り換えられる

・税金の重課を回避できる

・高値で買取してもらえる可能性がある

・現状のライフスタイルに合わせやすい

年式が新しい車に乗り換えることで、古い車に乗り続けるより故障リスクを低減できます。維持費の削減にもつながることを考えると、故障が目立っている場合やコンディションがあまりよくない場合は買い換えを検討しても良いでしょう。

車を買い替えるデメリット

では、車を買い替える場合はどのようなデメリットがあるのでしょうか。状況によっては思った以上に金銭面の負担が増えたり、気に入った車を入手できなかったりすることもあります。

・新しい車を購入する費用がかかる

・売却時に持ち出しが必要なケースがある

売却したい車がローン中の場合、査定額が残債を下回って持ち出しが発生するケースがあるでしょう。残債の返済プランや新車購入費用の用意をどのようにするかを事前に考えておくことが大切です。

新車を選ぶ場合は、納期にも注意が必要です。人気車は数年待ちになるケースもあるため、入手しやすい中古車も併せて検討することをおすすめします。

車を乗り潰す？買い替える？売却に適したタイミングで判断

新しい車に買い替えることを検討していて、古い車をより高値で売却したいのであればタイミングが重要です。ここでは、売却に適しているとされている3つのタイミングを紹介します。

もし、判断に迷っている車がここで紹介する状況のいずれかに該当しているのであれば、この機会に買い替えを検討してみるのもひとつの選択です。

走行距離や年式が大台に乗る前

中古車の価格は、走行距離や年式が大きく影響します。走行距離や年式が一定水準に達すると買取価格が大きく低下しがちです。より高値で売却してお得に買い替えたいと検討しているのであれば、以下の水準を目安にすると良いでしょう。

すでに上記の水準を超えている場合、次に意識したいタイミングは「走行距離10万km以下」「7年落ち」です。走行距離が長くなったり年式が古くなったりするほど買取価格が低下するため、買い替えを決断したら早めに行動することをおすすめします。

初年度登録から13年が経過したとき

2023年時点の税制では、初回新規登録から以下の年数が経過した車に対して自動車税種別割が重課されます。

重課対象になると、所有している限り通常より約15％高い金額を納付しなければならないため、買い換えを検討するグッドタイミングといえるでしょう。この機会に軽課対象になっているエコカーに買い替えれば、より税負担を軽減できます。

なお、初回新規登録から11年経過したディーゼル車については、指定された粒子状物質減少装置（DPF）を装着することで重課分の減免を受けられるケースがあります。気に入ったディーゼル車を乗り潰そうと考えている方は、こちらを検討しても良いでしょう。

車を買い替えるなら？やっておきたい準備

スピーディーに車を買い替えるには、古い車の売却と新しい車の購入に必要な準備を前もって整えておくことが大切です。ここでは、車を買い替えるときに必要な事前準備を4つ紹介します。

手続きを円滑に進めつつよりお得に売却・購入するためにも、買い換えを決断したら早い段階で確認しておきましょう。

必要な書類を用意しておく

車を購入・売却するときは、いくつかの書類が必要です。ユーザーが用意しなければいけない書類を以下にまとめました。

状況によっては住民票や戸籍証明書など、上記以外の書類が必要になるケースがあります。自分の状況でどのような書類が必要か確認し、そろえておきましょう。

書類には有効期限が定められているものもあります。購入時は納車に合わせてそろえるものもあるため、適切なタイミングで用意することが大切です。

ローンの残債を確認しておく

売却したい車がローン返済中の場合は、ローンの残債を確認します。車を売却したからといってローンの返済義務がなくなるわけではないため、売却で得た金銭で返済しなければなりません。

車の買い換えに売却で得た金銭を充当する場合、ローンの残債分手元に残る金額が少なくなる点に注意しましょう。

売却額が残債に満たない場合は、自己資金で返済したり新しい車のローンに上乗せしたりするなどの対策が必要です。また、契約内容にローン完済前の売却を禁止する規定がないかも確認します。

車両入替手続きの準備をしておく

新しい車を購入し、納車日が確定したら任意保険の車両入替を済ませましょう。車両入替の手続きが済んでいないと、事故が起きたときに保証されなくなるため注意が必要です。

車両入替は、一般的に契約している保険会社のWebサイトから手続きします。具体的な方法は保険会社によって異なるため、公式サイト上の案内を確認しましょう。手続きするときには車の情報や積算距離の数値が必要です。車検証や契約書などであらかじめ確認しておくと、スムーズに進められます。

車を高く売るコツを確認しておく

手放すと決めた車を可能な限り高く売りたいと考えているのであれば、売却時のコツを一通り確認しておくことが大切です。車の査定額は一般的に下取りよりも買取の方が高いため、なるべく売却額を高くしたいときは中古車販売店の買取査定を受けることがおすすめです。

需要が高い時期に売却することや走行距離が長くならないうちに売却することも大切ですが、査定を受けるときは洗車や清掃を行って車をきれいな状態にすると査定時の印象を良くすることが可能です。

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まとめ

車が古くなってくると、そのまま乗り潰すか買い替えるか迷いがちです。乗り潰すことと買い替えることにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらに魅力を感じるか考慮した上で決断すると良いでしょう。

買い替えを検討している方は、新しい車の購入資金を多く確保するためにも高額査定を提示してくれる中古車販売店を探すことが欠かせません。不要になった車を高値で売却したい方は、ぜひケーユーに査定をご依頼ください。ケーユーでは自社販売を目的として買取を実施しておりますので、ぜひ無料査定をお試しください。