車の価値の下がり方は?年式・走行距離などの査定に影響する要素を見てみよう

中古車の価値は年式や走行距離、車両のコンディションなどのさまざまな要素が影響して決まります。車が古くなると価値が低下するといわれていますが、実際に車の価値の下がり方がどのようなものなのか知りたいと思う方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、車の状態と市場の変化という2つの視点から車の価値に影響する要素を詳しく紹介します。車の価値がどのように決まるのか、おすすめの売却タイミングがいつかを知っておけば、車をいつ売却すれば良いか判断しやすくなるでしょう。

 

  • 車の買取価格はさまざまな影響で変化する
  • 車の価値の下がり方【車の状態による影響】
  • 車の価値の下がり方【中古車市場の変化による影響】
  • 車を高く売るならケーユーの無料査定を試してみよう!
  • まとめ

 

 

車の買取価格はさまざまな影響で変化する

中古車を売買するときの価格は車両ごとに異なるので、車を買取に出すのであればできるだけ高く売りたいと思う方も多いのではないでしょうか。車の価値の下がり方を知っていると、車を高く売りたいときに役立ちます。

 

中古車を売買するときの価格に影響する要素は、主に「車の状態」と「中古車市場の状況」の2つです。ここでは、それぞれの要素がどのように影響するのかを詳しく解説します。

 

 

 

車の状態による影響

売却する車両そのものの状態は、大きく価格に影響します。例えば年式や走行距離は、車の消耗度合いの基準のひとつであることから、一般的に年数が経過し長距離を走っているほど価格も下がります。

 

その他にも傷や破損状況、エンジンの調子やメンテナンスの履歴、純正オプションの装備状況などの要素が複合的に影響することを考えると、車両のあらゆる部分の状態が価格を決めることが分かるのではないでしょうか。全体的な状態がよく故障が少ない車は高値が付きやすく、状態が悪くなると車の価値が下がります。

 

 

 

中古車市場の変化による影響

中古車市場全体の動向も、車の価値に影響を及ぼします。例えば中古車を購入したい人数が多い時期は、中古車の流通台数が少なくなるので価格が高くなりがちです。モデルチェンジが行われると新型に人気が集まる場合が多いので、古くなったモデルは相場が下がる傾向があります。

 

一方で古い車の相場が高まる場合もあります。希少性が高くプレミア価値が付いている車は、古くなっても値下がりしにくくなります。新型よりもモデルチェンジ前のデザインのほうが人気を集めるケースもあるので、このような場合も相場は下がりにくいといえるでしょう。

 

他にも、エリアによって人気がある車種が異なっていたり、特定の車の需要が高かったりするケースもあります。軽自動車の人気が高いエリアや寒冷地仕様車が求められるエリアがあるため、自分が住んでいる地域でどのような車の需要が高いかも調べておくと良いでしょう。

 

 

 

 

車の価値の下がり方【車の状態による影響】

車の状態と車の価値の下がり方がどのように関係するのかをさらに詳しく見ていきましょう。ここでは、車の価値に影響する6つの要素を紹介します。

 

中古車の取引では、下記のような要素を総合的に判断して車の価値がどの程度残っているのかを判断するのが一般的です。

 

 

 

年式による影響

新車登録した年を「年式」と呼び、相場の一般的な考え方では年式が古い車は価値が低く、新しい車は価値が高くなります。基本的に、年式が古くなるにつれて車の価値が下がると覚えておくと良いでしょう。

 

確実にそうなるといえるわけではないものの、1年経過するごとに価格が低下する傾向があります。また、中古車市場においては5年落ち・10年落ちがひとつの基準とされていて、この基準より古い車は価値が大きく低下しがちです。

 

車を少しでも高値で売却したいと考えているのであれば、年式が古くなる前に早めに売却することをおすすめします。ただし、製造台数が少なく希少性が高い車やクラシックカーは上記の限りではありません。古くても価値が高いため、予想以上の高値で売れることもあります。

 

 

 

走行距離による影響

年式と同様に、走行距離も中古車の価値を大きく左右する要素のひとつです。走行距離が長い車は、エンジンをはじめとしたさまざまなパーツが劣化している可能性が高く、価値が低下する傾向があります。

 

一般的に、中古車市場における走行距離の目安は1年あたり1万kmです。3年落ちであれば3万kmが、7年落ちであれば7万kmがひとつの目安といえるでしょう。

 

上記の水準より長距離を走行している車は過走行車と呼ばれ、査定時に減額される傾向があります。走行距離が少なめの車は高く評価されやすいものの、極端に短いと放置されていた可能性が高いと判断されて減額されることがある点に注意が必要です。

 

また、中古車市場では10万kmが走行距離におけるひとつの目安とされています。10万kmを超えて走行している車はパーツの劣化が大きく進んでいる可能性が高く、修理や交換の必要性が高まることから減額されがちです。

 

 

 

修復歴の有無

中古車価格に大きな影響を及ぼすのが、修復歴の有無です。以下のような部分に損傷を受けて修復を行った車を修復歴車と呼び、大きく価値が低下します。

 

・フレーム

・クロスメンバー

・インサイドパネル

・ピラー

・ダッシュパネル

・ルーフパネル

・フロア

・トランクフロア

 

修復歴がある車はコンディションに問題があると判断され、査定時に大きく減額されがちです。場合によっては減額幅が数十万円に達することもあります。

 

ただし、価値が大きく下がるからといって修復歴の有無を隠したまま売却することはできないので、査定を受けるときは正直に申告することが大切です。

 

 

 

ンテリア・エクステリアの破損・汚損

インテリア・エクステリアの状況も査定額に影響します。車内の設備や装備品に汚損や破損がある場合や、ボディに傷やへこみが残っている場合は減額対象になりがちです。

 

普段から車をきれいに保つことで汚損や破損を防ぎ、査定額の減額を防げます。ただし、車は日常的に利用するものであることを考えると、傷やへこみをゼロにすることは難しいでしょう。

 

ただし、傷やへこみがあるからといって、査定を受ける前に修理業者へ修理することはおすすめできません。その理由は、修理にかかるコスト以上に査定額がアップすることには期待できないためです。

 

大きな出費が発生する修理は行わず、簡単に洗車・清掃してから査定を依頼する程度にとどめておいたほうが良いでしょう。

 

 

 

エンジンや足回りのコンディション

エンジンやシャシー、サスペンションなど、走行性能に直結する部分のコンディションは車の価値を決める重要な要素です。そのため、これらに問題があると大きく減額されるケースがあります。

 

特にエンジンが故障していたり大きく劣化していたりする場合は、車の価値に大きく影響する可能性があります。オーバーホールや交換が必要になることもあり、多額のコストがかかるために車の価値が低下する場合もありますし、車が動かない場合は買取不可になる可能性もあるでしょう。

 

一方で多少古くて走行距離が長いとしても、エンジンや足回りのコンディションが良好であれば高めの査定額が付くこともあります。このような理由があることから、少しでも高値で売りたいと考えているのであれば、普段からきちんとメンテナンスすることが大切です。

 

 

 

メンテナンス履歴

法定点検をきちんと受けていたか、日常的なメンテナンスを行っていたかなど、これまでのメンテナンス履歴も査定時に評価される要素です。これまでのメンテナンス履歴はメンテナンスノート(定期点検整備記録簿)に記載されているため、査定を依頼するときは用意しておきましょう。

 

メンテナンスノートは車両に紐付けられているもので、中古車を購入したときも販売店を通じて前のオーナーから引き継ぐのが一般的です。ただし、紛失したときは、基本的に再発行できません。

 

何らかの理由でメンテナンスノートを紛失したときや前のオーナーから引き継がれなかったときは、査定額が下がる可能性があることも覚えておきましょう。

 

 

 

 

車の価値の下がり方【中古車市場の変化による影響】

 

 

車の価値は需要と供給のバランスによって決まります。そのため、車を売却するときは、そのときの中古車市場の状況によっても査定額が変動することを踏まえて時期を選ぶこともポイントです。

 

ここでは、車の価値の下がり方に影響する2つの要素として、「中古車の需要」と「モデルチェンジ」のタイミングについて解説します。時期やモデルチェンジの有無によって価格に差が出ることが多いため、適切なタイミングで売却できるとなお良いでしょう。

 

 

 

中古車の需要による影響

一般的に、車の需要は新生活の準備をする3月頃に大きく高まります。中古車買取業者は3月に販売できる車を多く確保する目的で、少し前から買取を強化するのが一般的です。そのため、中古車の買取需要が高まる1月~3月頃に売却すると、その他の時期より高値が付きやすくなります。

 

他にも、中古車販売店の決算時期や購入者が増えやすいボーナス時期も普段より査定額がアップする傾向にあるのが特徴です。中古車の需要が高まる時期が近いときは、少し待つのもひとつの選択肢といえるでしょう。

 

ただし、上記で紹介した時期まである程度の期間が空いている場合は、待っていると車が古くなって査定額が低下する可能性もあります。場合によってはすぐに売却したほうが良いときもあるため、状況をよく考えて判断することが大切です。

 

 

 

モデルチェンジによる影響

モデルチェンジが実施されて売却する車が型落ちになった場合、中古車としての価値が低下する傾向があります。多くのユーザーはモデルチェンジ後の新型モデルの車を購入したいと考えることにより、型落ちモデルの人気が低下するためです。

 

同様に、メーカーが今後モデルチェンジを実施すると発表している場合も価格に影響します。そのため、モデルチェンジが予想されている車を売却するときは、メーカーの発表より前に売ることを検討しても良いでしょう。

 

一方、新モデルの評判が悪く、型落ちモデルに注目が集まるケースもあります。市場がどのような反応を見せるかは発表されるまで分からないこともあるため、過度に期待しないようにしましょう。

 

 

 

 

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そのため中古車買取業者の中にはオークションメインで販売している業者もありますが、そのようなところと比較するとより高い査定額の提示が可能となっています。

 

 

 

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まとめ

車の価値は年式や走行距離など、さまざまな要素が影響して決まります。中古車の価値の下がり方は一定ではなく、そのときの中古車市場を取り巻く環境やモデルチェンジの有無にも影響されるのが一般的です。

 

ただし、基本的には売るのが遅くなればなるほど車の価値が下がります。そのため、売却を決めたら早めに行動することが大切です。ケーユーではNo. 1買取宣言を掲げて中古車の買取を行っているため、車を高値で売却したいと考えている方は、ぜひ一度査定をご依頼ください。

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