中古車を購入してから納車までの期間は?納期を短縮するためのコツも

車の購入時には納期のチェックが欠かせません。納期が遅れると、生活や仕事のスケジュールに支障をきたす可能性があるからです。
最近では原材料不足の影響により、新車の納期遅延が発生しています。中古車購入においても、納期が気になるという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、中古車購入における契約から納期までの期間の目安について紹介します。納期を短縮するコツについてもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- 中古車を購入してから納車までの流れ
- 中古車探しから納車までにかかる期間をステップ別に紹介
- 中古車を購入してから納車までの期間が延びる主な原因
- 中古車納入時に納車までの期間を短縮するコツ
- 中古車の購入は実績が豊富なケーユーへ
- まとめ
中古車を購入してから納車までの流れ
食料品や生活用品を購入する場合、商品を選んでからレジで支払いを済ませるだけで完了します。しかし、中古車の購入に際しては、複雑な手続きのプロセスがあるため少し複雑に感じられるかもしれません。中古車購入の場合は以下の流れで進みます。
・中古車を選定する
・売買契約を締結する
・自動車保険をはじめとした種々の手続きを済ませる
・納車前点検を実施する
・中古車を受け取る
上記の手順は一般的な流れですが、実際のプロセスは中古車販売店や地域によって異なる場合があります。納車前の具体的なスケジュールを確認したい場合には、中古車販売店での相談をおすすめします。
中古車探しから納車までにかかる期間をステップ別に紹介
中古車購入の際には、納車までのプロセスを把握しておくことが重要です。各ステップを理解しておけば、予定通りに車を受け取るためのスケジュールを適切に管理できます。
また、納車までの流れを把握しておけば、トラブル防止の対策が取りやすいでしょう。ここでは、中古車探しから納車までにかかる期間を4つのステップに分けて解説します。
数日:購入したい車を探す
最初のステップは予算と車種の設定です。前もって予算や車種を決めておけば、自分や家族の希望に合った車を見つけやすいでしょう。予算や車種を絞って車両検索ができるサイトを利用すれば、効率よく車選びができます。
中古車に見られる特性のひとつは、同じ車が複数存在しないことです。気になる1台が見つかったら、試乗や見積もりについて早めに相談しましょう。
希少価値の高い車については、見つけるまでに多くの時間を要する場合があります。早めの車探しがおすすめです。
1日~:売買契約を締結する
車を購入する決断をしたら、必要な書類をそろえて契約手続きを進めましょう。中古車の購入では次の書類を用意します。
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この他に、売買契約してからナンバーを取得するまでの間に取得しておく書類として、車庫証明書が必要です。(普通自動車や一部の地域における軽自動車)
数日~1週間:必要な手続きを進める
売買契約を締結した後は保険加入の手続きです。自動車保険には、自賠責保険と任意保険があります。
自賠責保険は購入費用に含まれていますが、加入任意保険は個別に申し込まなければなりません。乗り換えで車を購入する場合、補償を受ける車を別の車に交換する「車両入替」の手続きが必要です。
車庫証明は売買契約の締結後に申請する手続きで、駐車場の所在地を管轄する警察署で申請書を提出します。普通自動車の車庫証明の場合、6日~7日で発行されるのが一般的です。
1日:納車日を迎える
納車日には、必要な書類の受け渡しや車の状態の確認が行われます。納車日に渡される書類は以下の通りです。
・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書
・リサイクル券
取扱説明書、整備記録簿、保証書の受け取りについては販売店によって対応が異なります。書類が足りないときには、速やかに販売店にたずねましょう。
納車日には、購入した車が約束通りの状態であることをチェックします。疑問や問題がある場合は、販売店に相談して解決策を探りましょう。
中古車を購入してから納車までの期間が延びる主な原因
納車が遅れる場合、予定していたスケジュールが崩れたり移動手段が制限されたりする可能性があります。納車が遅れる主な原因は以下の5つです。
・中古車販売店が混雑している
・購入した車の車検が切れている
・書類に不備がある
・陸送に時間がかかる
・納車前点検で修理が必要になった
納車が遅れている場合、状況を把握しておきましょう。ここでは、それぞれの原因について解説します。
中古車販売店が混雑している
中古車購入では、代金の支払い、書類の作成、車庫証明の取得など、納車までに必要な条件をクリアしているなら納車が可能です。
ただし、納車は中古車販売店の都合によって遅れるケースがあります。購入を予定している販売店が混み合っていると、それぞれの対応に時間がかかるでしょう。状況によっては整備や点検の遅れ、納車の遅れなどの影響が出てしまいます。
納車手続きをスムーズに進めるには、余裕を持った計画が大切です。混雑している場合には、おおよその納期を確認しておくとよいでしょう。
購入した車の車検が切れている
車検が切れている車を購入する場合、納車前に車検を受けなければなりません。車検を受けるには運輸支局への予約や、車を持ち込んでの検査が必要になり、ある程度の期間が必要です。また、点検や整備が必要な場合、作業にかかる時間を考慮しなければなりません。
車検切れの車を購入する際には、車検にかかる日数を計算して計画を立てることが大切です。車検にかかるおおよその日数について、前もって確認しておくことをおすすめします。
書類に不備がある
必要書類に何らかの不備があったり全ての書類がそろっていなかったりすると、納車手続きに時間がかかります。
書類や記入に間違いがある場合、手続きのやり直しや修正が必要です。また、書類の中には取得に時間がかかるものもあります。納車日が予定よりも遅れる場合、新たな納車日の調整や計画の変更などが必要になるでしょう。
書類の中には、作成のために一定の期間を要するケースがあります。中古車の購入を予定している場合には、できるだけ早めに準備を進めておくとよいでしょう。
陸送に時間がかかる
遠方の店舗で中古車を購入する際には陸送が必要です。複数の県をまたぐ場合、車の輸送に4日~5日の期間を見込んでおく必要があります。
陸送に要する日数は、引き取り場所、時期、納車先によって変わります。遠方地域への輸送の際には、中継地点をはさむことがあり、積み替えの時間が加わることもあるのです。
輸送をスムーズに進めるには、早めの手続きが大切です。時期によっては通常よりも多くの期間を要する場合があるため、前倒しで手続きを進めるようにしましょう。
納車前点検で修理が必要になった
車両点検の際に、修理や交換が必要なケースがあります。一定の期間を要する場合、納車日が遅れる可能性が高まるでしょう。
車両点検は車の安全の確保や公害の防止が目的です。点検に要する時間は検査結果や修理内容によって異なります。車種や部品の入手状況なども影響を及ぼすでしょう。
納車期間が延びたときは、販売店との綿密なコミュニケーションが大切です。修理の詳細や見込まれる期間についてこまめな情報提供を依頼しておくと、常に自分の購入する車がどの状態か把握できます。
中古車購入時に納車までの期間を短縮するコツ
車を購入した際には、できるだけ早くその車を利用したいものです。納車までの期間を短縮すれば、すぐに新しい車を利用できます。納車までの期間を短縮するコツは次の4つです。
・必要書類を漏れなくそろえる
・引き渡し場所を店舗にする
・繁忙期を避ける
・車検期間が残っている車を選ぶ
納車までの期間を短縮するコツを知っておけば、スムーズに中古車を購入できるでしょう。ここでは、それぞれのポイントについて解説します。
必要書類を漏れなくそろえる
書類の準備は、納車を早めるための重要な要素のひとつです。書類の不備や漏れは、納車手続きに大幅な遅れを引き起こすことがあります。車を購入する際には書類関連の手続きに注意を払い、事前に必要な書類を確かめておきましょう。
書類関連の作業がわずらわしいと感じる場合や不備をできるだけ減らしたい場合、中古車販売店に任せるのがおすすめです。中古車販売店は書類の手続きや整備に関する知識を持っているため、スムーズに書類をそろえられるでしょう。
引き渡し場所を店舗にする
中古車を購入する場合、店舗での引き渡しを希望すれば、車の移動に関わる手続きや時間を節約できます。
自宅での納車を選択した場合、状況によっては順番待ちが生じるかもしれません。一方で店舗での引き渡しなら、待ち時間に伴うストレスや納車の遅延に起因する不便さを最小限に抑えられるでしょう。
車を目的地まで陸送する際、一定の費用がかかります。しかし、店舗での引き渡しを選択すれば、輸送に関わる費用を節約できるでしょう。中古車購入における初期費用の軽減が可能です。
繁忙期を避ける
中古車の需要や高まる繁忙期は、中古車販売店での混雑が予想されます。状況によっては、納車手続きや車の引き渡しに一定の時間を要するでしょう。スムーズな納車を希望する方は、繁忙期を避けた購入がおすすめです。
中古車販売店の繁忙期は年度末の3月です。売上を伸ばすために販売に力を入れています。また、半期決算となる9月頃についても、販売台数が増える傾向と言えます。
購入の計画を立てる際には、市場の動向を考慮しながら余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
車検期間が残っている車を選ぶ
車検無しの中古車を購入する場合、車検を通すための点検や整備、自動車検査証の発行などの手続きがあります。
一方、車検期間が残っている車を選ぶことで、車検に伴う煩雑な手続きを省けるため、スピーディな納車が可能です。
車検期限が残っている中古車は、すでに必要な安全基準や法的要件を満たしています。車両の点検や修復作業に時間を費やす必要がありません。手続きの簡略化によって迅速な納車手続きが期待できるでしょう。
中古車の購入は実績が豊富なケーユーへ
中古車を購入する際には慎重な決定が求められます。中古車の品質やアフターケアの水準は、販売店によって異なるからです。
中古車をお探しの方は、ぜひケーユーをご利用ください。ケーユーの強みは以下の2つです。
・多種多様な車を豊富にラインアップ
・カーライフをサポートする保証が充実
ここでは、それぞれの強みについて紹介します。中古車販売店をお探しの方は、参考にしてください。
多種多様な車を豊富にラインアップ
ケーユーの強みのひとつは豊富な在庫数です。軽自動車をはじめ、コンパクトカー、ハイブリッドEV車、ステーションワゴンなど、さまざまなボディタイプの中古車を販売しています。
ケーユーで取り扱っている中古車は、約3,000台です。幅広い選択肢の中からお客様のニーズに合った車を提供する体制を整えています。
ケーユーではお客様の安心と信頼を最優先に考えており、第三者機関の鑑定を受けた中古車のみを取り扱っているのも特長のひとつです。
保証が充実していて安心
ケーユーでは無料の基本保証に加えて、有償の延長保証とプラス保証を用意しています。
無料の基本保証は購入と整備を実施したお客様が対象です。国産車については納車時から4か月または3,000kmの保証期間、欧州車については3か月または3,000kmの保証期間が設けられています。(一部車種には適用されません)
有償の延長保証は基本保証期間を含む、1年間もしくは2年間の期間、走行距離無制限を対象とした保証です。延長保証の期間終了後の3年間を保証するプラス保証も提供しており、ライフスタイルに合わせて保証プランを選べます。(一部車種には適用されません)
まとめ
中古車の購入から納車までの基本的な流れは、車の選定、書類の整備、種々の手続き、最終的な点検の4つです。
販売店の混雑や書類不備などの理由で納車が遅れるケースがあるため、販売店と相談しながらスケジュールを立てましょう。
ケーユーは、豊富なラインアップと信頼性の高い保証を提供している中古車販売店です。Webサイトでは、複数の条件を設定できる車両検索システムを提供しています。中古車をお求めの方は、ぜひケーユーにご相談ください。