中古車に保証はいらない？主な保証サービスと年式別のおすすめをチェック！

お得な価格で車を手に入れたい場合、中古車を選択する方は少なくありません。購入した中古車に安心して乗り続けるには、日々のメンテナンス以外に、保証への加入も重要です。

ただ、できる限り安い価格での購入を検討しているにもかかわらず、新たな保証が必要か疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、中古車の保証について、主なサービスや年式別におすすめの保証を紹介します。中古車の保証に加入するか迷われている方は、参考にしてください。

• 中古車の無保証を避けた方がよい理由
• 中古車に付けられる主な保証の種類
• 【年式別】中古車におすすめの保証サービス
• 中古車の保証サービスへの加入時にチェックしておきたいポイント
• 中古車購入時は保証と同時にアフターサービスにも注目
• ケーユーでも手厚い中古車の保証を提供
• まとめ

中古車の無保証を避けたほうがよい理由

中古車はメーカーでの生産後、他の所有者によって使用されていた車両です。さまざまな理由で市場に出回っています。そのため、下記の理由から保証に未加入の状態はおすすめできません。

・駆動系や足回りの状態を正確に把握するのは難しいため

・新車よりも故障リスクが高いため

これらの理由を把握したうえで、中古車の保証に加入するか慎重に判断しましょう。

駆動系や足回りの状態を正確に把握するのは難しいため

車はエンジンをはじめボディやシャーシ、ドライブトレインなど多種多様なパーツで構成されています。エンジンひとつをとっても、始動するためのバッテリーやオーバーヒートを防ぐラジエーターなど周辺を構成するパーツも必要です。

そのため、一般の使用者が全てのパーツの状態を、正確に把握することは難しいでしょう。どのような箇所が、いつ故障しても対応できるよう、トラブルに備えて保証に加入しておくことをおすすめします。

新車よりも故障リスクが高いため

他の所有者に使用されていた中古車は、新車と比較して全体的に劣化が進んでいるため、故障のリスクが高いです。外観がきれいで問題がない場合でも、内部パーツが劣化しているケースもあります。

事故や災害によるダメージを修正した修復歴車であれば、予想外の問題も起こりかねません。購入後すぐに問題が発生しなかったとしても、乗り続けていると故障する可能性があります。中古車が抱えるリスクに対処するためにも保証の加入は大切です。

中古車に付けられる主な保証の種類

中古車の保証は種類や購入する場所によってさまざまです。そのため、どのような保証を付けるか詳細に検討しなければなりません。

中古車に付けられる、主な保証の種類は以下の通りです。

・中古車販売店の標準保証

・中古車販売店の有料オプション保証

・メーカー保証

保証の種類を把握して、購入する中古車に必要な保証を選びましょう。

中古車販売店の標準保証

中古車販売店では、店舗で車両を購入した方を対象に標準保証を付帯している場合があります。販売店が独自で設定している保証のため、店舗によってサービス内容はさまざまです。保証期間が短いものの、購入と同時に加入できるので、無保証の状態を避けられます。

中古車販売店の標準保証は、対象車両の条件や保証内容に制限が設けられている場合が多く全てをカバーすることは難しいでしょう。購入する中古車が標準保証の対象となるのかなど、条件を確認しておきましょう。

中古車販売店の有料オプション保証

中古車販売店が提供している保証は、一般的に標準保証だけではありません。標準保証よりも手厚い内容の保証を求めている方に向けて、提供しているオプション保証があります。

対応期間が長く、制限の幅も広がるオプション保証なら、不安を感じず中古車に乗り続けることが可能です。標準保証と同様に加入条件を設けている店舗もあるので、中古車選びの際は保証対象の車かどうかを確認する必要があります。

標準保証は無料での付帯が多いですが、オプション保証は有料なので、加入する際は金額を確認しておきましょう。

メーカー保証

新車登録時にメーカーの保証に加入していた中古車は、期限が切れていなければ保証の引き継ぎが可能です。

保証継承の手続きには数万円かかりますが、引き継ぐことをおすすめします。なぜなら、メーカー保証は系列の店舗での修理や純正部品の交換など、サービスが手厚いためです。

また、メーカー保証の引き継ぎを知らずに、新たな高額保証への加入や保証なしでの修理費用の請求といったトラブルもあります。中古車を購入する際には、メーカー保証が継承できるか店舗で確認しましょう。

新車から3年～7年経過：中古車販売店の標準保証

【年式別】中古車におすすめの保証サービス

購入する中古車の年式に合わせて保証サービスを選ぶと、無駄な費用を抑えられるためお得です。中古車におすすめの保証サービスを、年式別に分けると以下のようになります。

・新車から3年以内：メーカーの一般保証

・新車から3年～7年経過：中古車販売店の標準保証

・新車から7年以上：中古車販売店の標準保証または延長保証

購入を検討している中古車があれば、実際の年式と照らし合わせて参考にしてください。

新車から3年以内：メーカーの一般保証

新車の状態から年数が少ない車両は、メーカーが提供している保証を延長できる可能性があります。メーカー保証を引き継ぎ、上手に組み合わせて中古車を購入すれば、費用を最低限に抑えることが可能です。

初回車検時までは、メーカーの延長保証に加入できるケースが多いので、保証期間が残っている場合は加入を検討しましょう。ただし、延長時はメーカーごとに条件が設けられているため、各メーカーの適用条件を確認する必要があります。

新車から3年～7年経過：中古車販売店の標準保証

初回点検を終えた新車から3年～7年経過している車両は、メーカー保証への加入や引き継ぎを行えない可能性が高いです。メーカー保証に加入できない場合は、中古車販売店の標準保証の加入を検討しましょう。

経過した年数が多いほど、劣化が進んでいる恐れがあるため故障リスクは高まります。長く乗り続ける予定があるなら、2年～5年の期間で利用できることの多い、中古車販売店の標準保証に加入すれば心強いでしょう。

こちらも販売店によって、保証内容や加入条件が異なるので、確認しておきましょう。

新車から7年以上：中古車販売店の標準保証または延長保証

新車から7年以上経つと、初期不良や整備不良よりも、劣化やメンテナンス不足による故障リスクが高まります。

乗用車の平均車齢が約9年であることからも、故障や不具合を前提に考える業者も多いです。そのため、販売店によっては新しく加入できる保証が限定されていることもあります。

標準保証にプラスして延長保証に加入できれば、より長い期間のサポートが受けられるので安心感も高まるでしょう。また、標準保証のサポート外だった場合も低年式車が対象となる保証に加入できれば、不安の少ないカーライフを迎えやすくできます。

7年以上経っている車両は平均車齢に近いので、故障や不具合のリスクを理解したうえで購入を判断しましょう。

中古車の保証サービスへの加入時にチェックしておきたいポイント

保証サービスは全て同じ内容ではありません。提供元によって加入条件や適応範囲が異なります。詳しい内容を把握しておかなければ、万が一の際に、保証を受けられるかの判断に時間がかかってしまいます。

中古車の保証サービスへ加入する際は、下記のポイントに注目しましょう。

・保証継承の可否

・具体的な保証範囲

・点検・整備・修理の受付窓口

購入する車両に適した保証サービスを選ぶためにも重要です。

保証継承の可否

購入する中古車が保証継承の対象に含まれているか確認しましょう。保証継承とは、元の所有者が新車時に付帯した保証を、中古車の購入時に引き継ぐことです。

メーカー保証はサービス内容が手厚く、メーカーの信頼性もあることから、可能な場合は継承することをおすすめします。

保証継承が可能だとしても、手続き前の事故や自損による故障は、保証が適用されません。保証継承の手続きに必要な時間と費用について確認しておきましょう。手元に車が来たときに保証が継承できていることが理想です。

具体的な保証範囲

加入や継承を検討している保証の対応範囲を把握しておきましょう。具体的な保証範囲は、メーカーや販売店によって差があります。エンジンやブレーキなど車の走行に影響が出やすい箇所は、保証対象になりやすいですが、装備品や消耗品は対象外であることが多いです。

実際に保証を利用する際に対象範囲かどうかで、トラブルに発展することも少なくありません。保証箇所一覧表などを公開している店舗もあるので、加入する前に目を通しておくことをおすすめします。

点検・整備・修理の受付窓口

保証に関する整備や修理を受け付けている場所を確認しておきましょう。トラブルが発生した際に、相談できる場所が自宅近くにない場合、保証に加入していても不便です。

購入した店舗や提携している店舗、自社展開の店舗など、業者によって受付窓口が違うので注意しましょう。

相談できる窓口が多い保証ほど、より広い範囲で車の相談ができます。加入する際は保証の範囲だけでなく、どこでサービスを受けられるかを考慮して判断することも必要です。

中古車購入時は保証と同時にアフターサービスにも注目

中古車を購入する際は、車両の状態や保証内容に目が向きがちですが、アフターサービスの有無も重要です。

以下のアフターサービスにも合わせて注目しましょう。

・トラブル時に役立つサービス

・メンテナンスプランへの加入

保証内容の確認と同時に、アフターサービスの項目にも目を通しておけば、トラブル発生時でも迅速に対応できます。

トラブル時に役立つサービス

車両が事故や故障などのトラブルで動かなくなった場合、状態に適した支援を受けられるのがロードサービスです。業者によって差はありますが、バッテリー上がり、インロックやレッカー移動など対応してくれます。

ただし、「レッカーの移動距離は何kmまで」「バッテリー上がりの対応は何回まで」のようにサービス項目ごとに利用条件が設けられていることが多いです。いざという時に利用できないと困るので、利用条件について事前に把握しておきましょう。

メンテナンスプランへの加入

数年間、同じ中古車に乗る予定がある方には、メンテナンスプランへの加入をおすすめします。中古車を安全に乗り続けるためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠だからです。

メンテナンスプランは、6か月点検や12か月点検をはじめ、消耗品の交換などがセットになっています。

定期的な整備で良好な状態の車両に乗り続けることができ、点検や車検にかかる費用を毎回支払う必要がなく便利です。ただし、法定費用の支払いが必要な点や、途中での解約が難しい点に気を付けましょう。

ケーユーでも手厚い中古車の保証を提供

豊富な中古車の保証を求めている方は、ぜひケーユーへご相談ください。

ケーユーでは中古車に関して、下記のような手厚いサービスや保証を提供しています。

・基本保証で最長4か月の保証を受けられる

・2つの延長保証で最長5年

・車種を問わず豊富な車をラインアップ

保証以外にも、メンテナンスパックやロードサービスの特典が付いたメンバーズカードも作成できます。

基本保証で最長4か月の保証を受けられる

中古車が持つデメリットへ対応するためにケーユーでは充実したサポートを提供しています。

国産の中古車を購入した場合、納車から最長4か月間、走行距離3000km上限の無料保証を付帯できます。欧州車の場合は、納車から最長3か月間、走行距離は同じく3000kmが上限です。

内外装やガラス、時計やタイヤなど保証に対応していない部品があります。また、納車時に付いていない部品や、納車後に改造した車両も保証対象外です。

2つの延長保証で最長5年

無料で付帯している基本保証の他に、有料の延長保証とプラス保証に加入すれば、最長で5年の保証を受けられます。

延長保証では、基本保証の期間を含めて納車時から最長で2年間、走行距離無制限の保証を受けることが可能です。消耗品やオイル類は保証の対象外になるので注意しましょう。

プラス保証は、延長保証の期間終了後から、期間を3年間追加できます。対象の車両をケーユーで売却した場合、残りの保証期間の料金が月割りでキャッシュバック可能です。基本保証より消耗品やオイル類に次いで、電装品も対象外となります。

車種を問わず豊富な車をラインアップ

ケーユーでは軽自動車をはじめ、セダンやクーペなど多種多様な車種を取りそろえています。メーカーや価格で絞って検索できる環境が整っており、自分の希望に合った車両をスムーズに調べられます。

選択肢が多く自分で希望の中古車を見つけられない方には、無料でスタッフが代わりに車両を探すサービスもあります。専用フォームの項目を埋めて、詳細を伝えるだけの簡単な手順です。お気軽にお問い合わせください。

まとめ

新車と比較して劣化による故障リスクが高い中古車は、状態の把握が難しいため無保証は避けましょう。中古車を購入する際に、販売店が提供している標準保証や有料保証、メーカーの保証から必要に応じて加入することをおすすめします。

ケーユーでは、購入後も安心してカーライフを送れるように、充実した保証サポートを提供しています。無料の基本保証や、有料のオプション保証から選択可能です。保証選びも経験豊富なスタッフがお手伝いいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。