車の下取りと買取の違いとは?メリット・デメリットやどちらを選ぶべきかを解説

車の主な売却方法は、メーカー系ディーラーなどによる下取りと、中古車買取店などによる買取があります。不要になった車の売却や乗り換えを検討していると、どちらの方法で手放すのが良いのかについて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

下取りと買取の選択は、手軽さと金銭面のどちらを優先したいかによって選択が変わります。そこでこの記事では、下取りと買取の違いやメリット・デメリット、選び方や売却時の注意点についてご紹介します。

 

  • 車の下取りと買取の違いとは?お得なのはどっち?
  • 車の下取りと買取の違いとは?メリット・デメリット
  • 車の下取りと買取のどちらを選ぶべき?
  • 下取りや買取での車の査定相場を調べる方法
  • 下取りでも買取でも知っておきたい車売却時の注意点
  • 車の買取査定や下取り査定は創業50年のケーユーにお任せください!
  • まとめ

 

車の下取りと買取の違いとは?お得なのはどっち?

 

車の売却時に主な候補となるのは、中古車の下取りと買取です。ディーラーを利用して車を乗り継いでいる方は、下取りと買取の違いがよく分からないということもあるでしょう。まずは下取りと買取の主な違いを解説します。

 

 

 

売却代金の用途の違い

ディーラーによる下取りは、「新車購入を前提として車を引き取ってくれる」サービスです。今乗っている車を引き取り、その評価額の分だけ新車購入の代金を割引します。売却代金は新車の購入費用に充てられるため、手元に残して別の用途に使うことはできません。また選べる車種はディーラーが契約する特定メーカーの新車のみです。

 

この点買取は、買取店が車の仕入れを目的として行うため、売却代金は自由に使えます。新車・中古車、好きな車種の乗り換えに使えるため、選択の自由度で有利です。

 

 

 

必要書類は下取り・買取で同様

下取りでも買取でも、売買契約を結んだら、車の所有者を変更する名義変更の手続きが必要です。手続きは業者に委託できますが、売買契約時に必要な書類は変わりません。普通車を売買する場合、具体的には以下のようなものを用意します。

 

自動車検査証

自賠責保険証明書

自動車税納税証明書

実印

印鑑登録証明書

自動車リサイクル券

振込口座情報

 

 

 

 

 

手続きの手間は下取りが有利

車を売買する手間の少なさでは、下取りが有利です。ひとつの店舗で売却から購入までが完結するため、購入する車があらかじめ決まっていて、スムーズに乗り換えしたい場合に向いています。古い車の引き取りと納車のタイミングを合わせてくれたり、納車まで代車を出してもらえたりするのもポイントです。

 

買取専門店で車を売却すると、乗り換え先の車を販売店で探し、売却・購入を別々の窓口で行う必要があります。ただし販売店も運営している買取店であれば、ディーラーのように売却から購入までの一本化も可能です。

 

 

 

売却価格は買取が有利

ディーラーは新車を販売することが主目的で、車の引き取りは新車販売サービスの一環です。店舗で決められた下取り基本価格を基準として、車種一律の査定額を算出するため、中古車市場での人気などに大きな影響を受けません。また販売ルートも業者オークションなどに限られ、再販までに複数の業者を経由することで中間コストがかさみます。

 

この点中古車買取店は、1台でも多くオーナーから直接買取することが主目的で、リセールバリューの高い車は積極的に買取しようとするのが一般的です。人気の高い車種・グレード・ボディカラーやオプション装備などがプラス査定につながりやすく、また買取店の間で競争もあります。

 

独自の販売ルートを持ち、中間コストをカットできる買取店なら、車の状態によってはディーラーより数十万円高い高額買取も期待できます。

 

 

 

 

車の下取りと買取の違いとは?メリット・デメリット

 

ディーラーによる下取りと中古車買取店による買取には、査定額や手続きの手間など、複数の違いがあります。違いを個別に見ていくと理解は深まりますが、複数の観点で考えると比較が難しくなるかもしれません。ここでは、下取りと買取の違いが比較しやすくなるように、メリットとデメリットに分けながら整理して解説します。

 

 

 

下取りのメリット

下取りのメリットは、新車への乗り換えに手間がかからないことです。売却・購入がひとつの窓口で完結し、納車まで無料代車を利用できるなどのサービスもあります。

 

また不人気車種・低年式車・過走行車など、中古車市場で値のつきにくい車も、ある程度の価格で引き取ってくれる場合があるのもポイントです。特にディーラーが契約するメーカーの車種であれば、高めの査定額を提示して積極的に引き取ろうとすることもあります。

 

 

 

下取りのデメリット

下取りは中古車市場の情勢が売却価格に反映されず、人気車でも価格がつきにくいのはデメリットです。買取店ならプラス評価を受けられる要素も、ディーラーの査定ではあまり考慮されません。

 

また下取り価格は新車の購入費用に充てることが前提です。購入の候補となる車は、ディーラーが扱うメーカーの新車に限られますので、現金で受け取ることはできません。売却価格で損をすることが多く、乗り換えする車の選択肢が少ないのは、ディーラーによる下取りのネックです。

 

 

 

買取のメリット

買取の大きなメリットは、ディーラー下取りより売却価格が高くなりやすいことです。中古車市場の情勢が査定額や買取価格に反映されるため、特に人気車は高額査定・高価買取が狙えます。また販売ルートによって輸入車・スポーツカー・4WD車など得意な車種が異なり、愛車の価値をより高く評価してくれる買取店を売却先に選べることもポイントです。

 

売却代金の使途は自由なので、中古車へお得に乗り換えることも、趣味の車を処分して生活資金や貯蓄に回すこともできます。

 

 

 

買取のデメリット

買取店は大小さまざまで、店舗によって査定額や買取価格の上限が異なります。高額査定を引き出すには、自身で複数社の査定額を比較し、場合によっては価格交渉も必要です。また買取相場の値動きに敏感であるため、中古車市場が供給過多になる時期は、一時的に買取価格の基準が低くなっていることもあります。

 

車の売却と購入を別店舗で行う場合、売却先・購入先それぞれで手続きすることも注意点です。車両引き渡しと納車のタイミングによっては、一時的に車がない状態になってしまうこともあり得ます。

 

 

 

 

車の下取りと買取のどちらを選ぶべき?

 

下取りと買取の主なメリットを比較すると、下取りは売買の手間がかからないことで、買取は高額査定が期待できることです。このような特徴から、目的に応じて下取り・買取どちらが向いているかを判断できます。手間をかけたくないなら下取り、手間はかかっても少しでも高く売りたいなら買取が向いているでしょう。

 

 

 

下取りが向いている人

下取りに向いているのは、車の売買に手間をかけたくない人です。実際、中古車買取店の利用方法がよく分からず、「車の乗り換えはディーラーに依頼するもの」と考えている人も多いでしょう。

 

今乗っている車を処分して新車に乗り換えたい、特に同じメーカーの車を乗り継ぎたい場合にも、ディーラー下取りは便利です。同メーカーでの乗り換えなら、下取り価格で有利になる場合もあります。

 

 

 

買取が向いている人

買取が向いているのは、手間はかかっても少しでも高く車を売りたい人です。買取なら売却代金を中古車の購入に充てられるため、「高く売って安く買う」という乗り換えも考えやすくなります。もちろんディーラー下取りより高く売り、お得に新車を購入することも可能です。

 

また長期間の旅行や出張で車が一時的に必要ない、メイン使いしている車があり使用頻度の低い趣味の車を整理したいなど、車を処分したい場合にも買取を選択することになるでしょう。

 

 

 

 

下取りや買取での車の査定相場を調べる方法

 

下取りや買取には査定額の基準があります。下調べなしに査定を受けると、相場と査定額の差が分からず、希望金額の見込みも判断しにくいでしょう。お得に車を売るには、事前に査定相場を調べることが重要です。ここでは、Webから簡単にできる査定相場の調べ方を解説します。

 

 

 

メーカーの下取りシミュレーションから予測

自動車メーカーがWebサイト上で提供する下取りシミュレーションを利用すると、査定相場を簡単に調べられます。利用方法は、シミュレーションのWebページにアクセスして、メーカー・車種・年式・グレードなどの基礎的な情報を入力するだけです。

 

ただしこの方法で調べられるのは下取りの参考価格で、実勢価格とは大きくかけ離れる場合もあります。人気・走行距離・傷・修復歴など、市場動向や車の状態は考慮しないため、実際の査定額は大幅に低くなることも珍しくありません。

 

 

 

買取店や販売店の中古車情報から予測

買取店によっては、自社の査定・買取実績や、買取・下取りの相場情報を提供しています。価格の下限・上限が表示された実績や相場情報から、車種ごとに実際にいくらで査定・買取されたのかをチェックできる仕組みです。

 

また中古車販売店の販売価格も参考になります。同車種・同グレードで走行距離・年式など状態の近い車両の実勢価格を知り、おおよその査定額・買取価格を逆算することで、買取相場と照らし合わせて予測の精度を高められるでしょう。

 

 

 

 

下取りでも買取でも知っておきたい車売却時の注意点

 

車の売却時にはいくつか注意点があります。愛車に修復歴があるなら、隠さず伝えて売却後のトラブルを避けましょう。傷やへこみは直したほうが良いのか判断に迷うこともありますが、基本的には触らずに査定を受けるのがおすすめです。また車検切れの車でも、売却に問題はありません。とはいえ、いくつか覚えておきたいポイントもあります。

 

 

 

修復歴は隠さず伝えよう

修復歴とは、事故や災害などにより車の骨格部位に損傷を受け、修理や交換で直した経歴です。車の骨格部位とは、ピラー・ルーフパネル・フロア・クロスメンバーなどを指します。修復歴は再販時に表示義務があり、リセールバリューも落ちるため、査定額を大きく引き下げる要因です。

 

修復歴を隠して売却したことが売買契約後に発覚した場合、契約不適合責任(旧瑕疵担保責任)を問われ、多額の損害賠償金を支払うことになる恐れがあります。大きなトラブルの元になるため、修復歴は隠さず伝えましょう。

 

 

 

車のへこみや傷は直さず査定に出そう

査定額を少しでも上げようと思うと、マイナス評価になりそうな傷やへこみを直したくなるかもしれません。しかし費用をかけて直しても、プラス査定になるほど状態が良くなるとは限らず、失敗して損傷がひどくなる恐れもあります。

 

査定額の上昇分より、かかった費用のほうが高くなり、結果的に損をする場合も珍しくありません。費用をかけずにきれいに直せる場合を除き、車の傷やへこみはあえて触らずに査定に出すのがおすすめです。

 

 

 

車検切れの車には注意しよう

車検切れの車も問題なく買取できます。買取した車は再販されますが、すぐに次のオーナーが購入するとは限りません。在庫として抱えている間に、車検が切れる可能性は大いにあります。このため車検切れから数か月程度なら、査定時の減点への影響は少ないです。

 

ただし車検切れの車は公道を走れません。引き取りのためにレッカー車などを出すと、輸送費は自己負担となる場合もあります。

 

また車検切れのまま放置している期間が長いほど、劣化が進みマイナス査定となることも注意点です。所有している限りは自動車税などの維持費もかかるため、車検切れの車は早めに売却することをおすすめします。

 

 

 

 

車の買取査定や下取り査定は創業50年のケーユーにお任せください!

 

中古車の売買を行うケーユーは中古車も新車も取り扱うため、車の売却も購入も、下取りも買取も全て対応できます。この仕組みにより高額査定ができ、別メーカーの乗り換えでも下取り価格に優劣はありません。

 

 

 

直接販売だからできる高額査定

中古車専用の販売展示場を持たない買取専門店やメーカー系ディーラーは、仕入れた車を業者専門のオートオークションなどで転売します。この仕組みは再販までの中間マージンが高くつくため、高額査定は期待できません。

 

ケーユーは各地に大型店舗を多数展開しているため、買取した車を展示場内の在庫とし、そのまま再販できます。再販までに業者を介さないことで中間マージンをカットでき、買取専門店やメーカー系ディーラーでは真似できない高額査定・高価買取が可能です。

 

 

 

Webで申し込める無料査定

ケーユーはいつでも気軽に査定をお申込みいただける無料査定を提供しています。利用方法は、公式サイトの無料買取査定のページから、必要事項をフォームに記入して送信するだけです。

 

営業時間を気にせずPCやスマホから24時間いつでもお問い合わせできますので、愛車の価値や希望金額で売れるかどうかを確かめてみましょう。入力にかかる時間は最短1分です。

 

ケーユーは「買うときも安心、買ってからも安心」をモットーに高品質な査定・買取サービスの提供を心掛けており、お客様のご希望を叶えられるよう努力しています。

 

 

 

国産新車の全メーカー全車種も取り扱い

ケーユーは創業50年で培った販売力にも自信があります。一般的な店舗で購入しようとすると選択肢に入るのは、メーカー系ディーラーなら特定メーカーの新車のみ、中古車販売店なら中古車のみでしょう。

 

そのため、どの車を購入するかをあらかじめ絞って来店することになりますが、ケーユーは中古車だけでなく国産全メーカー全車種の新車も販売しています。1社で新車も中古車も一括比較できるため、乗り換え時に複数のディーラーや中古車販売店を回る必要はありません。また異なるメーカーの乗り換えで下取り査定の価格に優劣がないのも、ケーユーならではの魅力です。

 

 

 

 

まとめ

中古車の主な売却方法は、下取りと買取があります。下取りは、手間をかけずに新車へ乗り換えたい方におすすめです。買取は、手間をかけても少しでも高く売りたい方や、中古車への乗り換えも視野に入れている方に向いています。

 

ケーユーは中古車だけでなく国産全メーカー全車種の新車も取り扱うため、売却にも購入にも、下取りにも買取にも対応可能です。直接販売の仕組みにより高額査定ができ、別メーカー車の乗り換えでも下取り価格に優劣はありません。車の査定・売却や乗り換えをお考えなら、「買うときも安心、買ってからも安心」がモットーのケーユーにお任せください。

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